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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ

生活コラムニスト:ももせいづみ

暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。

日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。

新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。


たこ焼き器に油を塗るアイテムとしておなじみの油ひき。ホットプレートやフライパンにも使え、油の使いすぎを防ぎ、カロリーも抑えられるメリットがあります。この記事では油ひきの選び方とおすすめ商品を紹介。お手入れしやすいシリコンタイプやキッチンペーパーを使うタイプもピックアップ。ユーザーのイチオシ商品もご参考に!

油ひきの選び方

ここからは、油ひきを選ぶときのポイントを詳しく解説していきます。自分の使い方に合った商品を選んでみましょう。

ポイントは次のとおり。

【1】使い方に合わせてタイプを選ぶ
【2】たこ焼き器に使うなら、穴に合ったサイズを選ぶ
【3】より安全に使える、持ち手が長いものを選ぶ
【4】お手入れのしやすさ・使用後の扱いやすさをチェック

これらのポイントをおさえることで、あなたにピッタリの商品が見つかります! 一つひとつ解説していきます。

【1】使い方に合わせてタイプを選ぶ

油ひきにもさまざまな種類があります。それぞれ特徴に違いがありますので、見ていきましょう。

頻繁に使う方や、薄く油を挽くなら「綿タイプ」

出典:Amazon

以前は、油ひきといえばこの刷毛タイプがほとんどでした。現在でも、たこ焼きの屋台や、お好み焼き屋さんなど業務用として広く使われています。刷毛の部分は綿糸で油をよく吸い、フライパンや鉄板へも無駄なく油が引けます。シリコン製の刷毛で塗るよりもムラなく均一に塗れるので、プロ仕様としてはこちらがおすすめ。

油以外の調味料も塗ったりするなら「シリコンタイプ」

出典:Amazon

単体で使えるシリコン製の刷毛は、油ひきだけでなく、オーブン料理の際に肉や野菜に油を塗ったり、ソースを塗るのにも使えます。

また、耐熱温度も高く、熱くなった鉄板やフライパンに使用しても問題ありません。さらに綿タイプとは違い、丸洗いができるので清潔に保てるのも魅力です。

お手入れ簡単な「キッチンペーパータイプ」

出典:楽天市場

油ひきの先にキッチンペーパーを取り付けて使うタイプがあります。キッチンペーパーに浸した油を薄く塗ることができます。

このタイプなら、毎回新しいキッチンペーパーを使えるので衛生的。さらにお手入れも、キッチンペーパーを取り替えるだけで簡単です。

【2】たこ焼き器に使うなら、穴に合ったサイズを選ぶ

出典:Amazon

ホットプレートやフライパンなどに使用する場合はサイズに関してはそれほど気にしなくても大丈夫ですが、たこ焼き器に使用する場合は穴に合ったサイズを選ぶ必要があります。

市販のたこ焼き器の穴のサイズがだいたい直径40mmほどなので、それに合う大きさのものがおすすめ。購入する際は必ず穴のサイズを確認してくださいね。

【3】より安全に使える、持ち手が長いものを選ぶ

出典:Amazon

持ち手が長い方が高温になる鉄板などに油を塗る際、熱が伝わりにくいのでおすすめ。文油はねやヤケドを事前に防ぐためにも持ち手が長いほうがより安全に使えます。

商品によっても持ち手のサイズはさまざまなので、購入する際は長さもチェック項目に入れましょう。

【4】お手入れのしやすさ・使用後の扱いやすさをチェック

お手入れのしやすさや、使用後の扱いやすさも購入する際には重視しておきましょう。商品によっても特徴に違いがあるので、使い勝手の良いものを選ぶことでその後の使いやすくなります。

収納容器がセットになったタイプがおすすめ

出典:Amazon

油ひきは使用後の収納場所に困ってしまいますよね。容器がセットになっているものであれば、別に収納容器を用意する必要もないのでおすすめです。

容器に油などをいれれる、オイルポットとして使える商品もあるので、手間も省けて、収納もできるので一石二鳥。忙しいママさんにもおすすめなので、容器付きの油ひきはぜひチェックしてみてくださいね。

洗いやすいものなら清潔に長く使える

出典:Amazon

油ひきは汚れやすいので、お手入れのしやすさも大切なチェックポイントです。

よく、たこ焼きの屋台で使われている綿糸(めんし)の油ひきは、油をよく吸ってとても使いやすいのですが、洗うことはできません。長期間使いたい場合は、シリコン製の刷毛を選んだほうが長持ちしますし、食洗機に入れて洗うこともできるので衛生的です。

油ひきを使うときに、油が垂れたり、漏れたりすると周囲も手も汚れてしまいますので、油がたれにくいデザインを選ぶことも大切です。

エキスパートのワンポイントアドバイス

【エキスパートのコメント】

使う頻度に合わせて選ぼう

油は酸化しやすいので、油を入れて使うタイプの油ひきは長期間使わずそのままにしておくと、油が劣化してしまいます。たこ焼きや鉄板焼きなどでたまにしか使わないのであれば、油をためずに刷毛だけを使うタイプのほうが向いています。

バーベキューやたこ焼きパーティーなど、特別なシーンでのみ使いたい場合は安価なものを選んで、一度限りで使い切るというのもひとつの考え方です。キッチンペーパーを巻いて使うタイプもありますので、使用頻度によって選び方を変えましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)