◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト:有賀 照枝
株式会社ハート・コード代表取締役。
整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。
30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。
ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。
自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。
2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。
近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書『「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。
スペースを有効活用できるキッチンラック。スパイスなどをおしゃれに収納できます。今回は、キッチンラックの選び方とおすすめ商品をご紹介。突っ張りタイプやマグネットタイプ、キッチンワゴンやスリムなキッチンシェルフもあります。イケアや山崎実業、ニトリなどの人気商品も!
キッチンラックの選び方
キッチンラックといっても、さまざまなタイプや素材があります。選び方のポイントは下記のとおり。
【1】サイズ
【2】出し入れのスムーズさ
【3】タイプ(据え置きタイプ・突っ張りタイプ・吊り下げタイプ・マグネットタイプ)
【4】素材(木製・スチール製・ステンレス製)
【5】組み立てやすさ、使用感
【6】耐荷重
【7】便利な機能
それぞれ解説していきます!
【1】まずは、キッチンラックのサイズを確認!
キッチンラックは設置する場所のサイズや、収納するもののサイズ感を想定しながら選ぶようにしましょう。
ラックのサイズが大きすぎると設置したい場所に設置できないこともありますし、収納したいものがうまく収納できないほど小さいと、そもそも購入が無駄になってしまいます。内寸・外寸とも、しっかり吟味したうえで購入するようにしましょう。
外寸|スペースにしっかり収まるものを!
キッチンラックの外寸については、事前にラックを置く場所のスペース、幅、奥行き、高さをメジャーで測っておくことが重要です。見た目や推測のサイズ感で決めてしまうと、いざ設置するときに収まらないこともあります。
デザインや機能が気に入っていても、置けなければ意味がありません。そのため、設置場所の正確なサイズ確認は、購入前に忘れずに行いましょう。
内寸|収納するものを決めてから確認しよう!
キッチンラックの内寸は、まずあらかじめなにを収納するかを考えておくことが重要です。収納するものが明確になれば、ラックにそれが収まるのか、内寸を確認しましょう。
内寸について表記がないこともありますが、その場合は外寸から少し寸法を減らして考えてみるとおおよその目算がつきます。なかに収納するものがはっきり決まらない、というときは棚板の位置を調整できるものがいいでしょう。
【2】出し入れがスムーズにできるものを選ぶ
実際に商品を検討するときに、設置場所に置いたときに収納したものがきちんと出し入れできるかをイメージしてみましょう。ラック自体は収まりがよかったとしても、引き出しが思うように動かせなかったりすると、使い勝手に大きく影響してきます。
あらかじめ、なにを収納するのか決めてから選ぶと失敗しにくいです。調理器具や家電の形状はさまざま。炊飯器や電子レンジなど、重量のあるものを置く予定がある場合には、棚板1枚あたりの耐荷重も必ずチェックしておきましょう。
また、シンクの上で使うラックについては、手が届きやすいところに収納できるか、がポイントです。
【3】タイプで選ぶ
キッチンラックには、据え置きタイプや突っ張りタイプなど、大きく分けて4種類あります。
据え置きタイプ|見せる収納向け
キッチンラックのなかでも据え置きタイプは、定番のアイテムです。床のうえに固定して配置するキッチンシェルフ・キッチンワゴンや、レンジ上に収納スペースを作るコンパクトな商品があります。
据え置きタイプのキッチンラックには、扉や壁面が付いていないものが多いため、見せる収納を好む方向きです。収納能力が高いものが多いので、電子レンジや炊飯器、トースターなどの家電やキッチン用品もオープンに見せて、すっきり収納できます。
逆に、キッチングッズなどを見せたくない方は、木製の製品や扉が付いていて外側からはなかが見えにくいものを選びましょう。
突っ張りタイプ|狭いスペースを有効活用
単身用のマンションやアパートなどの台所は、どうしても手狭になりがち。スペースが少ないキッチンに収納ラックを置くと、台所での導線をふさいでしまうこともあります。それでもこまごまとしたキッチン用品はしっかり使いやすく収納したいもの。
狭いスペースを有効に活用したいときに便利なのが、突っ張りタイプのキッチンラックです。台所のデッドスペースでもあるシンクの横やコンロ奥や上に設置して、上下に伸縮する突っ張り棒で支えて収納場所を作ります。
デッドスペースの高さや幅に合わせて設置できるのがメリットです。
吊り下げタイプ|デッドスペースにも取付けかんたん
吊り下げタイプのキッチンラックもデッドスペースや狭いスペースを有効に活用できるアイテムです。レンジフードやシンク上下にある収納扉などの隙間に引っ掛けるか吊るして使います。収納スペースを増やしたいけど、キッチンラックを置く場所がないときなどに活用しましょう。
取り付けもかんたんにでき、工具なども必要ない商品が多いのも魅力です。吊り下げタイプのキッチンラックは、使う頻度の多いキッチンペーパーやラップ類などを収納しておくと便利です。ただ、耐荷重量は低く、重いキッチングッズは収納できないため注意しましょう。
マグネットタイプ|冷蔵庫に貼り付けて使える
キッチンラックのマグネットタイプは、冷蔵庫の扉や側面、キッチンパネルなどに貼って収納スペースを作ります。頻繁に使うキッチンペーパーやポリ袋などの小物類また、スパイスなどの調味料などを収納するのに便利です。
冷蔵庫に貼り付けて使用できる、マグネット式のキッチンペーパーホルダーやラップホルダー、レシピラックなども販売されています。
【4】素材で選ぶ
インテリアとの調和性や、キッチンの雰囲気に合わせて選ぶなら、キッチンラックの素材にも注目してみましょう。
ステンレス製|熱に強くさびにくい
ステンレスはサビにくく熱にも強い素材です。そのため、水や火を使う台所で使用するキッチンラックにはステンレス製の製品がとても適しています。とくに、油がはねる可能があり熱くなるコンロ近くで使用するなら、ステンレス製のアイテムを選びましょう。
耐久性もあり、汚れてもふき取りやすく、掃除や手入れがかんたんにできる点もメリットです。ただし、そのほかの素材よりも少々値段も高くなるので、予算を考慮して選ぶとよいでしょう。
スチール製|丈夫でリーズナブル
スチール製のキッチンラックは、耐久性もありリーズナブルな値段で手に入りますが、水分に弱くサビやすいという欠点があります。しかし、表面に薄い金属皮膜をコーティングすることでスチールのサビを抑えることが可能です。
キッチン、とくにシンクまわりで使用するスチール製のキッチンラックは、クロムメッキや塗装で表面処理がしてあるかどうかを確認して選びましょう。
木製|デザイン性が高くインテリアにぴったり
キッチンと居間がつながっている場合などはとくに、キッチンラックもインテリアのひとつと考えて選ぶのがよいでしょう。木製のキッチンラックには、デザイン性の高いアイテムが多いのが特徴です。
無垢の木を使用したアイテムなどは、おしゃれインテリアとしてキッチンの雰囲気を変えてくれるでしょう。ただし、木製キッチンラックは、火に弱く燃えやすいので、コンロの近くに設置するのは避けるのが賢明です。汚れを弾くメラミン加工が施されている製品ならシンクまわりでも使用できます。
【5】組み立てやすさ、使用感も確認!
キッチンラックは、多くの場合自分で組み立てるものとなります。構造が複雑で重さもあるものは組み立てが大変です。
そのような作業が苦手な方は、商品説明やレビューなどで組み立て方法や組み立てた感想などを確認しておくといいです。また、安定しているか、長く使えるか、使用感はどうか、などもレビューで確認しておきましょう。
【6】長く使うには耐荷重も確認!
キッチンラックを長く使うためには、その耐荷重もチェックしておく必要があります。耐荷重の制限以上の重いものを収納するとラックが壊れる危険があるので、じゅうぶん注意する必要があります。
よくオーブンレンジや炊飯器などをラックの上に載せることもありますが、棚板の耐荷重は明記してあるものが多いので、購入前にチェックするようにしましょう。
【7】便利な機能にも注目すると使いやすい!
引き出しやスライド天板、キャスター、伸縮性など収納だけではない機能も大切です。どのような働きをしてくれるのか、各キッチンラックの機能をしっかりと確認しましょう。
ただし、機能が多ければ使いやすいわけではありません。キッチンまわりの悩みの解消につながる機能や、自分にとって使いやすい工夫がなされているものを選ぶようにしましょう。
折りたたみ式|必要なときに使える
折りたたみ式のキッチンラックは、普段使用していなくても必要に応じで取り出して使えるのでとても便利です。出し入れもかんたんにできるのも魅力。
来客時や一時的な食料保管場所、ワゴン作業台として利用できます。使用しないときにも、コンパクトに折りたたんで収納すれば、邪魔になることはありません。使いたいときだけサッと取り出して使用しましょう。
キャスター付き|移動させやすい
キッチンラックには、キャスターが付いているアイテムもあります。キャスター付きならスムーズに移動ができるので、さまざまな使い方ができ便利です。食事をする際なら、食器や料理した品物を運べるので、テーブルのセッテングもすぐにできます。
使う頻度の高い調味料などをまとめて置き収納ラックとして使用しても、すぐに動かせるので台所での導線を妨げることもありません。
すっきりきれいなキッチンを目指そう
【エキスパートのコメント】
キッチンは「収納に困っている場所」ナンバー3に入る場所。調理器具や調味料などこまかいものが多く、形やサイズ、使うタイミングなどもバラバラです。
今回ご紹介したキッチンラックを活用して、キッチンの収納力を高めれば、作業がスムーズになり、「時短調理」につながります。
すっきり片づいたキッチンに立てば気分も上がり、もっと楽しく料理ができますね。ご紹介した商品に「これは! 」というものがあれば、ぜひ取り入れていただき、使い勝手のよい快適なキッチンにしましょう。