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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:秡川 寿美礼
設計事務所(株)木型屋のむすめの仕事部屋を経て、1998年に(有)エル・エル・プランニングを設立。
「ライフスタイルからインテリアをデザインする」という独自の発想と設計手法で、家具、カーテンなどのセ レクトから、造作家具やリフォームの設計まで、トータルなインテリア空間デザインを得意としている。インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャーの資格を持つ。
本記事では、シーリングスポットライトのおすすめと選び方をご紹介します。ワンルームや一軒家のリビング・キッチンなどの部屋や空間をおしゃれに演出することができる商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
シーリングスポットライトの魅力
シーリングスポットライトとは、文字通り天井付近につけるスポットライトのこと。スポットライトは、ある特定の範囲を明るくするための照明器具で、光の方向や強さを調整できるのが特徴です。天井付近に取り付けてお部屋の広い範囲を照らしたり、壁や天井付近に向けて照射し間接照明のように使ったり、特定の場所をピンポイントで明るくしたりすることができます。
シーリングスポットライトは、光の拡散性がお部屋全体を明るくするシーリングライトほど高くないので、シーリングライトと併用する使い方が多いでしょう。
(※)注意:取り付けにダクトレールが必要な場合もある
シーリングスポットライトを取り付ける際には、ダクトレールが必要になる商品があることを注意しておきましょう。
ダクトレールとは、電流が流れている1本のレールのことで、レールの好きな位置にライトを取り付けることができる便利な照明部品です。そのダクトレールがすでについている場合は、照明器具を買ってきて付けるだけです。
一方、ダクトレールが必要ない商品もあります。照明器具を付けている差し込み口(引掛シーリング)を使い、簡単に取り付けられる商品のため、。工事不要で簡単に複数のスポットライトを天井に取り付けることができます。
選んだ商品の取り付けに、ダクトレールが必要なのか否かもしっかり確認し、お部屋に取り付けるようにしてくださいね。
シーリングスポットライトの選び方
それでは、シーリングスポットライトの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】灯数・重量
【2】配光タイプ
【3】光の色
【4】リモコンの有無や調光・調色機能
【5】LEDかどうか
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】灯数・重量をチェック
【エキスパートのコメント】
シーリングスポットライト は、天井に引掛シーリング(ローゼット)という照明を取り付けるための器具があれば取り付け可能な照明器具です。引掛シーリングの種類により耐荷重が異なるので、まずは適合する重量かどうかを確認しましょう。
プラグ式のライトをレール上の好きな場所に取り付けられるライティングダクトレールとは異なり、スポットライトの増減はできないため、照らしたい場所や必要な明るさに応じて灯数を選んでください。
【2】配光タイプをチェック
光の広がり方は、光の方向や角度(光が拡散される範囲)により、大きく3つのタイプに分かれます。
●全方向タイプ(電球から真下に向けた直線から左右に約130°ずつ)
●広配光タイプ(電球から真下に向けた直線から左右に約90°ずつ)
●下方向タイプ(電球から真下に向けた直線から左右に約70°ずつ)
全方向タイプは、お家の中のあらゆる場所で、広配光タイプは、リビングやダイニングなど、下方向タイプやトイレや洗面所などに向いています。
【エキスパートのコメント】
光でインテリア空間を演出してみたいという方におすすめのシーリングスポットライトですが、より演出効果を高めるためには、ランプの光の広がり方に着目して選びます。
壁に飾った絵や床に置いた観葉植物など、比較的小さなものを照らしてメリハリをつけたい場合は、光の広がり(配光)が狭いランプや、光を透過しないシェードを使用しているスポットライトを。
壁面やテーブル上など、比較的広い面を照らしたい場合には、光の広がりの大きいランプや、光を拡散しやすいシェードのスポットライトを選びましょう。
【3】光の色をチェック
光の色は、電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色の5種類に分けられますが、ここでは、一般的に使われることの多い、電球色、昼白色、昼光色について、簡単に特徴をご紹介します。
●電球色:オレンジっぽい暖かみのある色
リビングや居室などリラックスできる場所に向いています。料理をおいしく見せる色ともいわれ、ダイニングなどには最適な色です。
●昼白色:太陽の明るさに近い自然な色
自然に近い明るさなので、どの部屋にも適しています。モノの色合いが一番正確に確認できる光なの
●昼光色:昼白色と比べて少し青みがかった水色っぽい光
集中力を高める光といわれ、勉強部屋や作業スペース、書斎やオフィスなどに向いています。
どの部屋でどんな使い方をするかによって光の種類を選んでいきましょう。
【4】リモコンの有無や調光・調色機能をチェック
【エキスパートのコメント】
シーリングスポットライトのON・OFFなどは、壁スイッチのほかに紐を引っ張るタイプのプルスイッチやリモコンタイプ、またはBluetooth接続によりスマホアプリで操作できるものなどがあります。
なかでもリモコン、Bluetoothタイプの商品は、調光やフルカラーで調色できる機能の付いたものもありますので、お部屋の演出をするならおすすめです。
また、器具本体や壁スイッチが調光に対応していない場合でも、別途調光・調色可能なスマート電球を取り付け、スマートフォンをリモコンにすることで、調光・調色機能付きの照明と同じような使い方ができるようになります。
【5】LEDかどうかチェック
電気代を節約したいなら、低消費電力でライトが壊れにくいLED電球を選ぶのがよいでしょう。
照明器具によっては、LEDに対応していないものもあるので、LED電球を装着しようと考えているなら、かならず購入前に確認しておきましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)