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【この記事のエキスパート】
文房具ユーザー:他故壁氏(たこかべうじ)
文房具トークユニット「ブング・ジャム」のメンバー。
文房具ユーザーとして数多くの文房具に触れ、その便利さを世に伝えたいと切望する。
筆記具と紙、その周辺の文房具を中心としたパーソナル文具全般に興味がある。
コレクターではないので所有点数は多くないが、文房具は買ったら必ず試す。
勉強や事務仕事に欠かせない、消しゴム。定番のMONO消しゴム以外にも、砂消しや練り消しなど様々な商品があります。この記事では、消しゴムの選び方とおすすめ商品や口コミをご紹介。小学生向けの商品や、受験生が使いやすいマークシート用なども厳選しました。
最強はどれ?よく消える消しゴムの見分け方
【エキスパートのコメント】
安心の指標「クリーンマーク」をチェックしよう
現在、文房具店の店頭で販売されている一般的な消しゴム(四角くて紙のスリーブが巻かれているもの)のほとんどは、とてもよく消えます。「鉛筆やシャープペンシルの筆記線が消えない」などという商品はないでしょう。
ただ、ハズレを引きたくない、確実に消えるものを購入したいという方には、指標となるものがひとつあります。
それは、「クリーンマーク」と呼ばれるものです。クリーンマークとは、日本字消工業会という、日本の消しゴムメーカーの団体の商品にのみ表記されているマークです。
商品の安全性と品質や性能を保証するマークですので、スリーブ側面にこのマークがある消しゴムは安心して使用することができます。買うときは一度、このマークをご確認ください。
タイプ別診断で発見!あなたにぴったりの消しゴムは?
消しゴムの種類はさまざま。まずは、どんな消しゴムがあなたに合うのかチェックしてみてくださいね。
診断チャートで簡単チェック!
A:普通の消しゴムが欲しいなら「よく消える定番タイプ」
消しゴムの定番といえばプラスチック消しゴム。塩化ビニールを素材に使用しているものが多く、力を入れずとも軽い力でしっかり消すことができるのが特徴です。
トンボ鉛筆の「MONO消しゴム」をはじめ、さまざまな文房具メーカーからバリエーション豊かに販売されています。
ほかの種類の消しゴムに比べると減りが早く、放置しておくと定規などのプラスチック製品にくっついてしまいます。保管には気をつけましょう。
B:汚れや後片付けがラクなのは「消しカスが出ないタイプ」
消しゴムは、書き間違いを消すのが役目ですが、役目を果たせば果たすほど消しクズが大量になります。消しクズが多くなると机が汚れて、きれいにするには思いのほか手間がかかります。選ぶ際のポイントは、きれいに消えることや使いやすいことなどですが、後片付けのラクさも考慮しましょう。
今は、磁力で消しクズを集める消しゴムなども販売されているので、消しクズがまとまるタイプや消しクズがあまり出ないタイプを選ぶのがおすすめです。
C:細かい部分をラクに消すなら「角がたくさんあるタイプ」
機能性を追求したユニークな形状の消しゴムもたくさん販売されています。なかでも有名な「カドケシ」は、複数のキューブで構成された形状で、こまかい部分をピンポイントで消せるというメリットがあります。
文字を小さく書くクセがある人や細かい作業をするときにぴったりです。
D:折れたり、ちぎれるのを避けるなら「折れにくいタイプ」
消しゴムは使うときに左右にしなるため、しなる部分にスリーブが食い込んで折れてしまうことも。食い込みを軽くするには、スリーブに工夫がしてあるアイテムを選びましょう。力を入れても食い込みが少なくてすむ、四隅にカットがあるタイプや先端がU字型になっているものなどがおすすめです。
E:すっきり収納するなら「スティック(ペン)タイプ」
ペンケースやペン立てなどに素早く収納できて便利なのが、スティック型の消しゴムやペン型の消しゴムです。スティック型やペン型の消しゴムは、カッターのようにスライドさせるものやシャーペンのようにノック式のものなどさまざま。
さらに、中身を詰め替えできるタイプなら、繰り返し使えるのでエコで経済的というメリットもありますよ。
目的にあった消しゴムを選択!
【エキスパートのコメント】
ボールペンで書いた文字を消すときには、研磨剤が含まれた砂消しゴムや天然ゴムで作られたラバー消しゴムがおすすめ。ラバー消しゴムは印字を消したいときにも使えます。
また、スケッチやデッサンの際に使うなら練り消しゴムがおすすめ。押し付けることで黒鉛を吸収し、文字や絵を消すことができるタイプで、紙を傷つけないのが特徴。非常に柔らかいため、必要な分だけちぎって使えるのも魅力です。
このように、一般的なプラスチック消しゴムではなく、用途に合った消しゴムを選ぶことでより納得感のある商品に出会えるでしょう。