シンガーソングライターのReN(25)が3月28日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されたライブイベント「Spotify presents Early Noise Special」で、「Life Saver」「What I'm Feeling」「HURRICANE」の3曲を披露した。

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    「Spotify presents Early Noise Special」に出演したReN

ReNは10代で単身イギリスに渡った後、20歳の春から本格的な音楽活動をスタート。ギター1本でステージに立ち、さまざまな楽器演奏を重ねて録音・再生が可能なループステーションを駆使するパフォーマンスがファンの心をつかんでいる。この日も、ステージ上でビートやコーラスを次々と重ね、観客を引き込んでいった。

3曲を歌い終え、「こんなカッコいいセットで歌うことはなかなかないので、思う存分やらせていただきました」と晴れ晴れとした表情を魅せるReN。「本当に音楽が好きな人だと分かるようなキラキラした目で見てくれた。こんな贅沢な場所で歌わせてもらって。初めて僕の音楽を見て、どうしていいのか分からない人もいると思いますが、それも含めてライブとして楽しくやらせていただいています」と感想を述べ、「一体感のある、めちゃくちゃ良いライブです。最高です」と他のアーティスト含めて「Early Noise Special」を絶賛した。

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4月17日に「HURRICANE」をリリースし、約半年ぶりのワンマンツアー「衝動」を控えている。中でも、5月30日の会場・新木場STUDIO COASTには特別な思い入れがあり、「僕にとって音楽をスタートするきっかけになったライブがありました。2014年まで遡るのですが、僕の大好きなエド・シーラン、彼の初めてのワールドジャパンツアーが行われた会場です。自分はそこでライブを見て、『音楽をやろう』と思ってここまで来ることができた」と回顧。「必ずこのステージでやりたい」という熱い思いが5月30日に成就する。

「その時、20歳ですごく葛藤があった時期でした。目の前で悩み事を吹き飛ばされるようなライブでした」「そういう経験をさせてもらったこそ、自分も音楽でそういうことをやりたい。その一心です」と語る通り、ReNにとってのエド・シーランは音楽活動のルーツとなった存在。過去には対談する機会もあり、「願ってもないようなタイミングで。一番会いたかった人に会えたことはすごく大きい。でも、それも1つの通過点として、もっと高いところに行きたい」と前を向く。人生の分岐点となったあの日。同じ“衝撃”を観客に届けるべく、「音楽しかできないから、それを通してみんなの悩み事とかを吹き飛ばせるようなライブをしていきたい」と意欲を燃やしている。

世界で2億人以上が利用する音楽ストリーミングサービス・Spotifyが、新たな才能を音楽ファンにいち早く紹介してきた「Early Noise」プログラム。「Spotify presents Early Noise Special」は初の開催となり、プレイリスト「Early Noise」をきっかけに再生回数やリスナー数が急増したアーティストを選出し、あっこゴリラ、ビッケブランカ、SIRUP、ドミコ、RIRI、Nulbarich、ReN、Official髭男dismが出演した。

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