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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
手芸や裁縫、DIYなど、ものや空間の長さを計測するときに「メジャー」や「巻尺」が欠かせません。洋服をつくるときは柔らかい洋裁メジャーが、部屋の大きさを測るときはコンベックスタイプが活躍します。この記事では、メジャー・巻尺の選び方とおすすめの商品を紹介します。
メジャー・巻尺の選び方
それでは、メジャー・巻尺の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】用途にあった形状
【2】適切な長さの目安
【3】幅
【4】ストッパー機能
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】用途にあった形状をチェック
メジャー(巻尺)には大きく分けて「メジャー」「巻尺」「コンベックス」の3つの形状があります。
古くから利用されているテープ状の「メジャー」
日本でも古くから利用されている布製、樹脂製のテープ状の「メジャー」です。裁縫用ならこうした柔らかい素材のメジャーがおすすめです。低コストで購入できるもの魅力ですが、巻尺と違い、収納する際はからまったり折り目がつかないよう注意が必要です。
収納を重視するなら「巻尺」
一方、あらかじめ巻かれている状態のメジャーを「巻尺」といいます。コンパクトなため持ち運び用途に適しています。希望の長さで出し入れできるため、計測するのに便利です。
DIYやひとりでの計測に向いている「コンベックス」
DIYで使用するなら、0起点に爪がついていて、引っ掛けて計測できる、金属製、ステンレス製のコンベックスがおすすめです。部屋のサイズなど、大きいスペースやものをひとりで計測する際にも固定されるので安心です。
【2】適切な長さの目安をチェック
【エキスパートのコメント】
大は小を兼ねるといいますが、メジャーに関しては大きければいいというわけでもありません。
確かに長いメジャーは、いろいろな長さに対応します。しかし、計測したい対象物によっては、長いメジャーでは計測しづらかったり、作業効率が悪くなることがあります。
工作や裁縫なら3m
工作や裁縫なら3mほどのコンパクトなものが扱いやすく便利です。布製、樹脂製テープのメジャーや、収納に便利な巻尺を選ぶとよいでしょう。
DIYなら3~6m
DIYの用途でメジャーを購入するのであれば、3~6mほどあればじゅうぶんです。短かすぎるのは問題外、大きすぎ重すぎも作業効率が悪くなるので、DIYに適した適切な長さのものを選択しましょう。
自宅の庭などなら10m以上
自宅の庭などの距離を測るようでしたら、10m以上の長さが必要でしょう。また、家具やインテリアを配置する際の家の中を計測するのにも最適です。とくにコンベックスタイプのものであれば、ひとりでも計測しやすく作業効率もよくなるでしょう。
【3】幅をチェック
メジャーや巻き尺を選ぶ際は、どうしても種類や長さに注目がいきがちです。意外と見落としがちなのがテープの「幅」で、一般的には6~30mm程度の幅がでまわっています。
はかる長さが短い場合は、幅が細いものでも問題ありませんが、長い場合は計測中に折れたりしないように太めのものを選ぶとよいでしょう。
【4】ストッパー機能をチェック
メジャーや巻き尺、特にコンベックスタイプに多く搭載されているのが、ストッパー機能です。文字どおり、はかった長さを収納することなく、そのまま固定しておくことができる機能です。
天井など空間のサイズをひとりで計測するときなどに重宝するでしょう。またDIYでは、はかった長さを固定しながら作業したり、好きな場所で止めたいいった場面にでくわします。
そのため、ストッパー機能がついているものを選ぶと、作業効率が格段にアップすることでしょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
使い勝手を左右する素材選びも重要
メジャーにもその材質はさまざま。柔らかい布や樹脂製のメジャーでは、曲線などを正確に計測することできます。グラスファイバー製なら耐久性があり、なんども曲げ伸ばししても耐えられる素材です。
DIYで使用するのであれば、金属製のコンベックスと呼ばれるメジャーがおすすめです。屋外で使用するなら、サビにも強いステンレス製が便利です。