女優の天海祐希が4日、都内で行われたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』第3シーズン(11日スタート、毎週木曜21:00~ ※初回は15分拡大SP)の制作発表記者会見に出席した。
天海は「またこのメンバーと一緒にお仕事ができてうれしいです。幸せを感じながら毎日やっています」と感慨深げ。『緊急取調室』(通称『キントリ』)メンバーが顔をそろえるのは2017年放送の第2シーズン以来、2年ぶりだが、「あまり2年ぶりという感じがしなかったですね。長い"撮休"があったような感じでした」と語り、田中哲司も「結婚式に親戚が集まったような感じです」と話した。
第3シーズンから新加入となったドランクドラゴン・塚地武雅が「撮影に入るまでは緊張しましたし、皆さんが寡黙でクールであるイメージを持っていたので、ちょっと苦戦する現場になると思っていました。でも初日からざっくばらんで、皆さんずっとしゃべっているんですよ。あっという間になじませていただきました」と明かすと、でんでんも「塚地くんは新入りの顔をしていたのは1日だけですね。2日から古株の顔をしていました」と笑顔を見せた。
「プライベートでも仲が良いんですか」との質問に対して、「みんなで密会してます」と答えた天海。小日向文世は「天海さんが仕切るんですよ」と明かしたが、天海は「私が『そろそろ集まろう』と言って、全部てっちゃん(田中)に丸投げします」と苦笑いを浮かべていた。
そして「『この人だけには取り調べされたくない』というメンバーは?」との質問に、小日向が「天海さんはやっぱりちょっと怖いですね」と答えると、当人は「ちょっと待って! 印象悪いでしょ、怖いって!」とツッコミ。
しかし、続けて小日向が「天海さんが引っ張って、このチームワークの良さが保たれていると思います。本当にカッコイイんですよ」と評すると、天海も「器の大きい方たちがいてくださっているので、好きにやらせていただいている」と感謝していた。
会見にはその他にも、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二が出席した。
同ドラマは、天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げていくもの。2014年1月期に第1シーズン、2015年9月27日にスペシャルドラマ、2017年4月期に第2シーズンが放送された。