VAIOは、欧州6カ国(ドイツ、オーストリア、スイス、英国、デンマーク、スウェーデン)でVAIO PCの販売を順次開始する。VAIO PCの販売地域は日本を含め、世界18地域となる。

  • 今回、欧州で販売するモデルのひとつ「VAIO SX14」。2019年1月に発表された、クラムシェルタイプの14型ノートPCだ

2014年にソニーのPC部門が独立する形で設立されたVAIOは、当初は事業の削ぎ落としに注力し海外展開も控えていたが、2015年の米国・ブラジルでの販売を皮切りに、2016年にアルゼンチン、チリ、ウルグアイ、そして2017年に中国と、海外展開を進めてきた。2018年からは中国や香港、台湾、マレーシアといった新興アジアにも進出している。

欧州での取り扱いモデルは「VAIO SX14」「VAIO A12」の2製品。同社は「欧州地域でもVAIOブランドに対する期待値が高い」として、欧州で自社ブランドを展開するTREKSTOR GmbHをパートナーに、欧州での販売国を順次拡大するとしている。