樹(いつき)が1才を過ぎ歩くようになってから、夫とふたり「初めての言葉は何だろうね?」と毎日のようにワクワクしながら話していました。
私たちが話している言葉をなんとなく理解できていても言葉で返答できず、話しかけても「あーあ、うっ、だっ、うぇーーうぇー」などの喃語ばかりでした。オットセイのモノマネが得意で、図鑑でオットセイを指差すと、「オウオウオウオウ……」と顔を上下して嬉しそうにやってくれていた樹が初めて意味のある言葉を発したのは、1才5ヵ月頃……。
ある日、とっても小さな声でお茶を指差しニコニコしながら「ちゃっちゃ!」と一言。
私はその言葉を聞き大興奮!!「ん???きゃーーー!!ちゃっちゃって言ったーー!!今、樹、ちゃっちゃ!って言ったー!!」あまりの嬉しさに、眠っていたペン(犬)が飛び起きてしまうほどの大きな声。そう、初めての言葉は【ちゃっちゃ(お茶)】でした。
私たちが「ちゃっちゃ のむ?」とか「はい ちゃっちゃ のんでー」などと登場頻度が最も高かったからでしょう!