グローバルウェイは4月3日、「労働時間の満足度が高い都道府県ランキング」を発表した。同調査は2016年4月1日~2018年3月31日に、企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」ユーザーから評価が寄せられた企業を抽出し、都道府県別に「労働時間の満足度」評価(5点満点)の平均値を算出した。
1位は「沖縄県」(満足度評価3.06)。同県は他の都道府県に先行し、労働局が「働き方改革推進本部」を立ち上げ、県内の企業へ取り組みを促進している。ユーザーからは「これまで残業を強要されるようなことはありませんでした。また休日出勤においても、強要されることはこれまでなく、休日当日に急遽出勤できるか等を問われたり、実際に出勤したりしたことは今まで一度もありません」(サンエー/ショップスタッフ/20代前半女性)といった声が寄せられた。
2位は「東京都」(同3.02)。東京では「TOKYO 働き方改革宣言企業」制度を創設して奨励・助成事業、コンサルティング等を行っているほか、2020年に向けて特に労働安全衛生の確保に注力している。
3位は「富山県」(同3.01)。「残業に関しては厳しく、36(サブロク)協定なども影響して、逆に残業はしにくい環境になっている」(インテック/法人営業/30代後半男性)などの口コミがみられた。
以下、4位「秋田県」(同2.98)、5位「高知県」(同2.97)、6位「愛媛県」(同2.96)、7位は同点で「京都府」・「山口県」(同2.94)、9位も同点で「大阪府」・「愛知県」(同2.93)と続いた。