グローバルウェイはこのほど、「仕事のストレス度が低い都道府県ランキング」を明らかにした。同調査は2016年4月1日~2018年3月31日、企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」ユーザーの仕事のストレス度評価を都道府県別に抽出し、ランキング化したもの。

  • 仕事のストレス度が低い都道府県ランキング

    仕事のストレス度が低い都道府県ランキング

1位となったのは「沖縄県」(仕事のストレス度評価:2.83)だった。同県は、第3次産業が就業者全体の約8割を占めている。豊かな自然を活かした観光業が発展しており、「働きやすい都道府県ランキング」でも1位を獲得している。

同県の情報通信企業「プロトソリューション」で働く40代前半の男性(DTPオペレーター/年収350万円/2016年度)からは、「未経験でも入社が可能な点が一番の特徴だと思います。OJT研修がしっかりしており、先輩スタッフが丁寧に教えてくれる」というコメントがあった。

2位にランキングした県は「高知県」(同2.79) だった。総務省統計局の社会生活基本調査(2016年)によると、同県は「仕事からの平均帰宅時間」が18時9分で全国1位であるという。そのため、夕方の時間を有効活用できるケースが多いと考えられるとのこと。

高知県内企業で初の「プラチナくるみん」「えるぼし」に認定された「高知銀行」で働く20代後半の女性(経理/年収350万円/2017年度)は、「社風は女性が強し、という感じで(高知県民の特性かもしれないが)基本的に働く女性に優しい環境だと思う」といったコメントを寄せた。

3位は「徳島県」(同2.68)だった。阿南市に本社を置く発光ダイオードで有名な「日亜化学工業」で働く30代後半の男性(法人営業/年収800万円/2013年度)は、「本社所在地が徳島県なので、基本給自体は低いほうなのだと思うが、業績はとても良いので、例年ボーナスはかなり良い」とコメントしている。

4位は「東京都」(同2.66)、5位は「鹿児島県」(同2.65)、6位は「愛媛県」(同2.64)、7位は「富山県」(同2.63)、8位は「千葉県」(同2.61)、9位は「愛知県」と「山口県」(同2.60)だった。