「ゆるゆり」10周年を記念したスペシャルイベント「七森中♪あにば~さり~」が、2019年3月3日(日)、東京・中野サンプラザにて開催された。
イベントの開幕を告げる始業のチャイムが鳴ると、赤座あかり役の三上枝織による「はっじまるよー」の声とともに、七森中☆ごらく部の三上枝織(赤座あかり役)、大坪由佳(歳納京子役)、津田美波(船見結衣役)、大久保瑠美(吉川ちなつ役)がステージに登場。TVアニメ第1期のオープニングテーマ「ゆりゆらららゆるゆり大事件」で、イベントの幕を開けた。
立て続けに「いぇす!ゆゆゆゆるゆり」、「ちょちょちょ!ゆるゆり☆かぷりっちょ!!!」と、TVアニメ第2期、第3期のオープニングテーマを披露したところで、客席に向かって挨拶タイム。そこに、七森中☆生徒会の藤田咲(杉浦綾乃役)、豊崎愛生(池田千歳役)、加藤英美里(大室櫻子役)、三森すずこ(古谷向日葵役)もステージ合流し、コール&レスポンスを交えながら、さらに会場を盛り上げていく。
ごらく部&生徒会の8人がステージに揃うのは2016年3月に行われた「七森中♪はっぴ~ぱ~てぃ~」以来。いきなりのハイテンションムードで、オープニングトークがとまらない中、最初のコーナー「フィーリングゆりゆり4対4」に突入する。
本コーナーは、ひとつの質問に対して、8人それぞれが回答し、見事ペアが揃った場合、新カップルが誕生する……というものだが、3人以上が同じ回答をした場合はカップル不成立。的外れの回答はもちろんのこと、ありきたりの回答でもカップルになれないという、厳しい状況の中、見事カップルになり、イチャイチャを繰り広げる2人に、ステージ上はもちろん、客席からもうれし恥ずかしの歓声が巻き起こった。
続くライブパートは、ごらく部メンバーによるソロ曲メドレー。「ミラクるゆるくる1・2・3」(歳納京子)、「ごゆるりワールド」(船見結衣)、「あのねっ」(吉川ちなつ)、「私、主役の赤座あかりです」(赤座あかり)がメドレーで披露される。
そして、ごらく部イベントではおなじみの、ラジオの定番コーナーである、アドリブ即興劇「ゆりゆり劇場」が、生徒会メンバーも加えた、初の8人バージョンで開幕。これまでごらく部の4人で繰り広げられていたカオスな空間が、生徒会メンバーが参加することで、新たな化学反応を起こし、これまでとは趣の異なる、それでいてやはりカオスな空間が繰り広げられた。
そして、生徒会メンバー、ごらく部メンバーによる原作コミックスの生アフレコに続いては、10周年を記念する新作OVA情報の告知。キービジュアルの公開にあわせて、OVAのオープニングテーマとなる「ゆるゆり、てんやわんや」がごらく部によって初披露される。ごらく部らしさ満点の新曲に会場の盛り上がりも最高潮を迎えたところで、「ハッピータイムは終わらない」、そして生徒会も加わっての「え~る」が熱唱され、イベント本編は幕を閉じる。
続くアンコールのステージは、ごらく部による「マイペースでいきましょう」で開幕。そして、笑いあり、涙ありの挨拶を挟み、最後はごらく部と生徒会の8人で、「ゆりゆらららゆるゆり大事件」を披露し、「七森中♪あにば~さり~」のステージを締めくくった。
●恒例の反省会!?「七森中♪あにば~さり~ あふた~ぱ~てぃ~」
「七森中♪あにば~さり~」終了後、舞台を宴会場に移して行われたのが「七森中♪あにば~さり~ あふた~ぱ~てぃ~」。こちらは、10周年記念で行われたクラウドファンディングのうち、4コースの支援者のみが参加できるプラチナイベントで、七森中☆ごらく部の4人とともに、「あにば~さり~」の模様を振り返った。
「あふた~ぱ~てぃ~」の舞台は、記者会見風に作られており、パーティーというよりも、ニコ生などでおなじみの「反省会」という雰囲気。「マイプレシャスメモリーズ」のコーナーで、映像を交えつつ、イベントを振り返った後は、4人であらためて「ゆりゆり劇場」に挑戦する。
間近で繰り広げられる寸劇に客席は大いに盛り上がるも、納得のいかない4人はリベンジを直訴。お題を代えて2回目に挑むも、まだまだ納得のできない4人は、復活が告知されたラジオでのさらなるリベンジを誓った。そしてラストは、OVAのエンディングテーマがサプライズで流される中、客席に感謝の言葉を述べて、長い一日を締めくくった。
なお、復活放送となる「ゆりゆららららゆるゆり放送室とくばん」は、現在音泉にて配信中となっているので、こちらもチェックしておきたい。
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