◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。
登山に必要な水やレインウェアなど多くの荷物を入れる登山ザック(リュック)。人気のオスプレーやミレーをはじめさまざまなブランドからメンズ・レディース・ユニセックス向けの商品が展開されています。そこで本記事では、登山ザックの選び方とおすすめ商品を紹介します。
容量や機能性をチェック!
登山ザックの選び方
登山愛好家の山崎友貴さんに取材をして登山ザックの選び方のポイントを教えていただきました。機能性や容量をよくチェックすることが大切です。ぜひ登山ザック選びの参考にしてください。
身体にフィットするザックを選ぶ
登山ザックは体にフィットしたものを選ぶのが重要です。体にフィットする登山ザック選びのポイントを解説します。
身体に合った背面長を選んでフィット感アップ
ザックは汎用サイズだけでなく、適応身長が設定されていることが多いです。ザックには背面長というサイズがあり、ここが身体に合っていないと、フィット感がまるで異なってきます。
また、長時間歩いたり、重い荷物を背負ったりすると、背筋や腰に痛みを感じることもあります。そのため、登山用のザックを買う際は、専門店に出向いてスタッフに計測してもらうことをおすすめします。
身体に合うザック=気に入るザックとは限りませんが、多少デザインや色を妥協してでも、フィットするザックを選ぶべきです。
ウエストハーネスつきを選ぼう
Deuter(ドイター)『フューチュラ28(D3400518)』:¥11,902 ( 2020年11月5日時点 )
登山ザックの腰部分のベルトがウエストハーネスです。ヒップベルトともよばれています。ウエストハーネスを使うと、登山ザックをより体にフィットさせられます。
とくに、長時間の登山や荷物が多いときにはウエストハーネスつきのものを選びましょう。肩だけでなく腰でも支えられるので、登山ザックの負担を分散させて疲れにくくなります。
用途にあわせて仕切りの有無を選ぶ
MILLET(ミレー)『アーリー 30』:¥17,600 ( 2020年11月5日時点 )
登山ザックは、なかに上下の仕切りがあるタイプとないタイプがあります。仕切りのない一気室タイプは、大きな荷物も入れやすい一方、下の方の荷物がすぐに取り出せないデメリットがあります。
仕切りがあって上下に分かれた二気室タイプは、用途に合った荷物を分けて収納できる一方、大きめのテントや寝袋などが入れにくいことがあります。入れるものや登山シーンに応じて仕切りの有無も確認しておきましょう。
使い勝手を左右するのは機能性
登山ザックにはいろいろな機能がついています。機能性も重視して選ぶと、使い勝手のよい登山ザック選びにつながります。
ビギナーにはパネルローダーがおすすめ
THE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)『ビッグショット クラシック(NM71861)』:
ザックを購入する際に、色やデザインを重視する人は多いはずです。しかし、実際に登山で使うと、大切なのは「機能性」であることに気づかされます。たとえば、サイドポケットの数やヒップベルトのポケット、収納は何気室かといった使い勝手の面が気になってくるのです。
ザックの下部や、背面からも収納にエントリーできる機能もはずせません。ピッケルやストックのホルダーなども、のちに重要になってきます。さらに基本的な形も重要です。
ザックには「パネルローダー」と、雨蓋のついた「トップローダー」がありますが、ビギナーにはパネルローダーがおすすめ。パッキングもかんたんで、荷物を入れたときに綺麗に見えるのも利点です。
雨蓋があるとリュック内への雨の浸入を防げる
[オスプレー] ケストレル38 OS50141 ブラック SM:¥26,000 ( 2023年7月12日時点 )
商品によっては、リュックの上部に蓋のようなカバーが付いているものがあります。それは雨蓋(トップリッド)といい、リュックの中に雨が侵入するのを防ぐ役割を持つものです。
雨蓋のなかには小物入れになっているものもあり、細かなものを入れておくこともできます。
防水対策としてレインカバーが付いていると安心
[モンベル] ジャストフィット パックカバー 25 1128518 RDBR (RDBR):¥3,299 ( 2023年7月12日時点 )
登山用ザックは防水加工が施されているものもありますが、雨の中でもリュックを使いたい場合は、レインカバーが付いている商品を選ぶと良いでしょう。
とはいえ、レインカバーも完全防水ではないケースが多いため、防水スプレーをかけておいたり、濡らしたくないものはビニール袋にしまってからリュックに入れたりしておけば安心です。
重さを確認しておく
SALOMON(サロモン)『X ALP 30』:¥15,148 ( 2020年11月5日時点 )
登山ザック選びには、重量を確認するのも大切です。登山ザック自体に重さがあると、長時間の登山には負担になってしまいます。
一方で軽量の登山ザックは機能性が充実していない、素材の耐久性やパネルのクッション性が低い場合があります。機能性と重量のバランスを考えて選ぶのが重要です。登山シーンや泊数に応じて、機能性と重量どちらを重視するかを考えて選びましょう。
用途にあった容量で選ぶ
登山ザックにはいろいろな容量のものが発売されています。用途にあった容量を選びましょう。
ビギナー向けの20L~30Lザックなら普段使いも
GREGORY(グレゴリー)『オールデイ(GM58598)』:
初めてザックを買う場合、まず選ぶポイントになるのが「大きさ」です。ビギナーの場合、重いのを嫌がって小さいザックを選ぶ傾向があります。しかし、あまり小さいサイズを買ってしまうと、将来の山行に広がりがなくなりかねません。
おすすめのサイズは、20Lから30L程度です。このサイズであれば、四季の山行に必要な携行品が入る上に、1泊2日の山小屋泊の山行も対応してくれます。中長期の山行やテント泊をするようになったら、また50L、60Lのザックを買い足せばよいのです。
また、20Lから30Lのザックであれば仮に登山をやめても、タウンユースで使えるでしょう。
日帰りや1泊登山なら30L容量がおすすめ
登山ザックを購入するとき、どのくらいの大きさがよいか迷う人も多いでしょう。日帰り~1泊の登山なら、30L容量の登山ザックが向いています。登山ザックのなかでも30L容量はとくにポピュラーな容量のため、ひとつ持っているといろいろな用途で使えます。
選び方では、登山シーンに応じた容量の選び方も解説しています。初心者に向いている30L容量以外のものをもとめている人も、ぜひチェックしてください。
おしゃれで機能性が魅力のメーカー・ブランド
登山ザック(リュック)のおすすめメーカーをご紹介します!
OSPREY(オスプレー)
OSPREY(オスプレー) ケストレル48 OS50140 ピコリーヌグリーン M/L:¥22,000 ( 2021年11月5日時点 )
オスプレーは、1974年にアメリカのカルフォルニア州でバックパックメーカーとして誕生。小型のリュックから大型のリュックまで販売しており、機能性や背負った時のフィット感に優れていると世界中から愛されているブランドです。中でも「ケストレル」はベストセラーモデルであり、大人気のアイテムなのでぜひ、チェックしてみてください。
THE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)
[ザノースフェイス] リュック ビッグショット シーエル ジンクグレーDヘザー:¥16,920 ( 2021年11月5日時点 )
ノースフェイスはアメリカで生まれた、国内外問わず大人気のアウトドアブランドです。登山ザック以外にもさまざまなアイテムがたくさん揃っているので、上から下までノースフェイスのアイテムで揃えても格好良くきまるのでおすすめです!
GREGORY(グレゴリー)
オスプレー ケストレル 48 OSPREY KESTREL48 OS50140 ハイキング バックパック ザック リュックサック テクニカル 登山 キャンプ アウトドア 【正規品】:¥ 22,000 ( 2021年11月5日時点 )
グレゴリーは1977年にアメリカで生まれたバックパックブランド。体へのフィット感を何よりも重要視しており、人間工学に基づいたデザインや品質にこだわったアイテムがたくさん揃っています。快適な背負い心地とフィット感、機能性に優れているので登山家の方はもちろん、これから登山をはじめる方にもおすすめです。
Millet(ミレー)
[ミレー] リュック アーリー 30(ARLY) Black-Noir-S:¥17,600 ( 2021年11月5日時点 )
ミレーは、1921年にフランスで誕生した老舗ブランドです。フランスらしい洗練されたデザインと長年かけて研究された機能的で使いやすい製品設計が魅力。環境への配慮も積極的に行っており、エコなデザインな上に、パフォーマンスの高い商品を扱っているので、ぜひ、チェックしてみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)