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【この記事のエキスパート】
アウトドアライター、キャンプブロガー、星のソムリエ®:SAM
キャンプブロガー、アウトドアライター、一般社団法人日本オートキャンプ協会公認インストラクター・講師、星のソムリエ®(星空案内人®)JAXA宇宙教育リーダー、光学機器メーカーマーケティングディレクター。
アウトドア誌、WEBマガジン、企業広報誌、新聞などへの取材協力・執筆活動、CMコーディネートを行っている傍ら、キャンプ体験・キャンプ料理レシピをまとめた自身のWEBサイト「 Sam-Home Sam-Camp / キャンプの宝物を探そう!」(2001年開設)並びにブログ「SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !」(2004年開設)を運営。
サイトは通算700万人以上に利用され、ブログ投稿数は5000記事を超える。
同時に、星のソムリエ®として全国のキャンプ場や観光施設等にて夜の魅力と星空の楽しみを広めている。
この記事ではガスランタンの選び方とおすすめ商品を紹介します。マントルで明るく照らしてメイン使いできる高輝度なものから、おしゃれな空間を演出するコンパクトなもの、初心者向けまで種類はさまざま。コールマンやソト、イワタニといったメーカーのCB・OD缶用を厳選。
ガスランタンのメリット・デメリットとは?
●ガスランタンのメリット
ガスランタンの多くはボンベをセットしてスイッチ一発で着火が可能なので初心者にも扱いやすいのでおすすめです。それでいてやわらかな炎の味わいはじゅうぶんに楽しめます。ガソリンランタンは、ポンピング作業が必要なのでキャンプに慣れた人におすすめです。
また、電池式LEDランタンよりも明るい点もメリットになるでしょう。
●ガスランタンのデメリット
ガソリンランタンにくらべれば燃費は落ちます。ランニングコストはかかりますが、まずは手軽であることを重要視しましょう。
ガスランタンの選び方
それでは、ガスランタンを選ぶときのポイントをご紹介します。
【1】ガス缶の種類
【2】明るさ(ワット数)
【3】燃焼時間
【4】マントルの要・不要
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】ガス缶の種類で選ぶ
キャンプで使うガス缶(ボンベ、カートリッジ)は大きくわけて2種類。
ほぼアウトドア向け専用の「OD缶(アウトドア缶)」、家庭でもおなじみのカセットガス=「CB缶(カセットガスボンベ缶)」です。
それぞれの特徴を詳しく解説していただきました。
OD缶は耐寒性が強く、火力に安定性がある
耐寒性が強く火力の安定が望めるOD缶。
最近の流行りであるムーディーなキャンドルタイプではカートリッジ自体が重要な要素なのでOD缶はその面でおしゃれなガスランタンに見えます。また、カートリッジカバーなどの装飾で楽しまれる方も多くいます。
OD缶には口金のタイプが違うものがあるので、事前によく確認する必要があります。
CB缶は収納がしやすくリーズナブル
CB缶とはカセットコンロに取り付けるタイプのガス缶のことです。
カセットガスは専用機器で使うことを前提とされており、他社製品との互換を推奨していません。推奨しないタイプを使用すると、本体のすす詰まりが起こったりすることがあります。
CB缶のこの細長さは収納がしやすかったり、比較的リーズナブルであるなどのよさもあり、機能だけではなく好みで選んでもいいかと思います。
【2】ガスランタンの明るさで選ぶ
ガスランタンの明るさはワットで表されます。メインで使うガスランタンは200ワット、サブランタンは100ワット以上であれば、キャンプなどで過ごす際にも困らない明るさになるでしょう。
あまり明るすぎるランタンを選ぶと虫がたくさん寄ってきてしまうので、テント内などで困らない程度の明るさを選ぶようにしましょう。
【3】燃焼時間はなるべく長いものを
ガスランタンの燃焼時間は4~5時間程度です。メーカーによって燃焼時間は違うものの、なるべく長く燃焼するタイプを選びましょう。キャンプとなると食料や食事グッズなどがかさばりがちなので、ガスランタンの燃費が良ければガスボンベも最小限で済みます。
また、ガスランタンの明るさによって燃費も変わってくるので、メインで使うタイプとサブで使うタイプをわけて用意しておくのもいいでしょう。メーカーによっては燃焼時間が書かれていないものがあるので、口コミなどを参考にして購入するようにしましょう。
【4】初心者はマントル不要タイプが使いやすい
ガスランタンは、マントルというランタンを灯す不織布のようなものが必要となります。
マントルを使うことでガスランタン独特のぼんやりした明かりがともされるのです。しかし、初心者にとってマントルが必要なランタンを使うのは少々技術が必要になります。
初心者は、マントル不要のガス式タイプのランタンがおすすめです。ガス缶をセットするだけでランタンに火が灯るので、キャンプ初心者で慣れていない方こそまずはガス式を使うようにしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)