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【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子

料理研究家&食専門ライター:松本葉子

紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。


昨今の健康食ブームで栄養効果に注目が集まっている古代米。古い時代から栽培されてきた品種のことで、野生種の性質が残っている米を呼びます。品種としては、赤米・黒米・緑米などがあり、色がついています。この記事では、古代米の選び方とおすすめの商品を紹介します。

たんぱく質やミネラル豊富
ダイエットにもいい古代米とは?

古代米とは、古い時代から栽培されてきた品種のことで、野生種の性質が残っている米を呼びます。品種としては、黒米、赤米、緑米、香米が古代種と呼ばれている米です。低農薬で栽培しなければいけなかったり、稲の背丈が高くなるので植えるときに広く感覚をとらなければいけなかったりと手間のかかる品種のため、栽培している農家が少ないのも実情です。

しかし、古代米にはタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているため、現代の健康ブームにひときわ輝きを放っています。そんな古代米を購入するにはどこに気をつけて選べばいいのでしょうか?

古代米の種類とは

古代米として販売されている米には、黒、赤、緑、香米といった色の米が多いのが特徴です。それぞれの特徴について説明していきます。

「黒米」は素朴な香ばしさを味わえる

真っ黒の色をした黒米は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。アントシアニンは、抗酸化作用もあり健康サポートに役立つ栄養素です。素朴な香ばしさを味わえるので、黒米おこわや黒米おはぎなどにしてアレンジを楽しむのもおすすめです。

「赤米」は食物繊維が豊富

赤米はタンニンが含まれているので、ほんのり赤くお米が炊きあがります。また、白米に比べ食物繊維が豊富に含まれているので美容にもいい食材です。白米を炊くときに少し赤米をいれるだけでも美容と健康にいいのでおすすめです。食感ももちもちして美味しいお米です。

「緑米」は白米と炊いてもおいしい

緑米はクロロフィルという緑黄色野菜に含まれている成分で、ビタミンとミネラルが豊富です。緑米は玄米のままでも食べられるので、白米と一緒に炊いてもやわらかくおいしく食べられます。生産者があまり多くないので見つけたら購入してみるのもいいでしょう。

「香米」はポップコーンのような香ばしさ

香米はその名の通り、米からポップコーンのような香ばしい香りがします。珍しい品種のためあまり販売所は多くないかもしれません。少し古くなったお米と一緒に炊くと、香米のおかげで全体的にいい香りがでます。

古代米の選び方

それでは古代米の選び方について説明していきます。

どんな色のご飯にするかで選ぶ

出典:Amazon

古代米として販売されている米には、黒、赤、緑といった色の米が多いのが特徴です。黒米はアントシアニン、赤米はタンニン、緑米はクロロフィル由来の色素で、それぞれご飯にほんのりと色をつけることができます。赤米や黒米を混ぜて炊くと赤飯のような色合いのご飯になります。古代米を選ぶときには「どんな色のご飯を炊きたいか」をポイントにするのもおすすめです。

産地や生産者、栽培法にこだわって選ぶ

白米を選ぶときは、品種や産地で選ぶ方も多いと思います。それと同様に、古代米もどこで、誰が、どのようにつくった米なのかを知って選ぶのもよいでしょう。

スローフードブームなどで注目されはじめてからは、古代米は日本各地で栽培されるようになっていて、ネットでも農家の直売が増えてきています。また、有機栽培や無農薬栽培といった栽培法を明記した古代米も多いので、それらをチェックして選ぶのもおすすめです。

鮮度は味に影響するので、容量で選ぶ

古代米は白米と混ぜて炊くことが一般的で、混ぜる割合も1~2割程度がほとんど。「古代米を買ったけれどなかなか消費できない」という方も多いようです。

精米した古代米はもちろんのこと、玄米の古代米も古くなると風味が落ちます。そのため古代米を初めて購入する方や、白米に混ぜる古代米や雑穀などを何種類か常備しているという方は、容量の多いものは避けたほうがよいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)