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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。
アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。
フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。
アウトドアで火をおこしたい時に便利なのがファイヤースターター。雨の日や湿った日でも火起こしをすることができ、環境に左右されません。使い続けて馴れることで、簡単にライターやマッチより簡易的に火起こしができます。本記事では、ファイヤースターターを選ぶ時のポイント、おすすめ商品をご紹介します。
ファイヤースターターとは
アウトドアシーンで火起こしをしたい時に、マッチやライターではすぐに火を起こすことができないなんてこともあるかと思います。
ファイヤースターターとは、一言でいうと【発火器具】になります。ロッドというマグネシウムで作られた棒状のものと火打ち石の役割を果たす【ストライカー】を使って火花を起こします。
また、ファイヤースターターは雨の日や湿った日でも火起こしをすることができるので環境に左右されません。使い続けて馴れることで簡単にライターやマッチより簡易的に火起こしができます。
ファイヤースターターを使用するメリット
ファイヤースターターは濡れや低温化での使用に強い道具です。ではどこに注目するかというと、サイズや重量が決まっているのならハンドルやケースなど実際に自分が携帯するときを想定して選びましょう。
雨天時やグローブをしている場合に、ハンドルが握りやすいサイズや素材でできていることがポイントになります。
また、ストライカー(火打ち金)のサイズも扱う上で重要になります。小さすぎでは力の加減が難しくストレスになってしまうからです。悪天候時にグローブをはめて使用することを前提として選ぶようにしてください。
ファイヤースターターの選び方
それでは、ファイヤースターターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】ロッドのサイズ
【2】ストライカーとの相性
【3】アクセサリー付きかどうか
上記の3つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ロッドのサイズをチェック
ファイヤースターターはさまざまなサイズが販売されています。その用途もさまざまで、ライターの故障等の緊急時に使用するタイプや、ライターを一切使わず焚き火をおこなうブッシュクラフトなどがあり、用途にあわせて最適な物を選びたいところです。
ファイヤースターターは、本体のロッドと、ロッドを削る役割を果たす金属の板のストライカーでできており、ストライカーでロッドを削ることで火花がうまれ、着火する仕組みとなっています。機能はどれを選んでも変わりませんが、サイズや耐久性、用途で分けることができます。
ガスストーブ等燃料に着火するのであれば小型のものでじゅうぶんですが、天然素材の着火剤で焚き火をおこなう場合はより多くの火の粉を発生させられる大型のものよいでしょう。
【2】ストライカーとの相性をチェック
価格によって強度に差がでてくることがあるのですが、太めのサイズであれば、強度はじゅうぶん。むしろ価格よりもストライカー(火打ち金部)との相性のほうをチェックするべきです。
大手メーカーが販売しているものはそのバランスが取れているので扱いやすいのが特徴ですが、経験を積むとロッド(火打ち石部)の硬さに合わせて擦り方をコントロールできるようになります。よって価格で選ぶよりは自分が使用するサイズを選択することが重要なポイントになります。
コンパクトなモデルを選ぶなら強度が保たれる大手メーカー製、太く大きなサイズならブランドを問わず使い勝手のいいサイズで選ぶことを意識してください。
【3】アクセサリー付きかどうかチェック
ファイヤースターターで火をおこす時は、ロッドとストライカーの2セットがあってこその火起こしになります。片方でも紛失してしまうと、いざという時に火を起こすことができません。
ブレスレットタイプやネックレスタイプのファイヤースターターなら体に身につけることで紛失してしまうことがありません。アクセサリータイプは、バッグやリュックにも装着することで使いたい時にすぐに使うことができます。
エキスパートからのアドバイス
迷ったらまずは大きいものを!
【エキスパートのコメント】
防災からアウトドアまで幅広く使えるファイヤースターターですが、アウトドアで使うのであればまず自分に合ったサイズのものを選びたいところです。迷ったらひとまず大きいものを選ぶことをおすすめします。
買った後は、とにかく使いこなせるようになるまで練習あるのみです。コツをつかんでしまえばライターと同じように利用することも可能で、ライターのように燃料を気にすることなく火を起こすことができるようになります。
ストライカーがなくても、ナイフなどでも対応が可能になるでしょう。今回ご紹介したものであれば、どれを選んでも幅広く使えること間違いなしです。