きょう2日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、京都・清水寺からほど近い人気パン屋に密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、1983年の開店以来、長年地元の人に愛され、外国人観光客にも人気のパン屋「ニッタベーカリー」を切り盛りする三姉妹の三女・新田里奈さん(29)だ。
生まれた時からパンに囲まれた環境だったが、毎朝パンを食べるという生活が嫌で、「中学の頃はあえてご飯をよそっていた」という。そんな環境もあり、大学に進学する頃までは店を継ぐことを考えたこともなかったが、大学2年生の時、父・雄一さんが過労で入院。それを機に、大学を中退してパンの専門学校に入り直し、卒業後は東京の有名ベーカリーで修業を積んだ。
しかし、当時は忙しさについていけず、辞めることばかり考えていたそう。そんな矢先、長女から「お父さんが亡くなった」という一報が入った…。
そこからは本気でパンと、人生と向き合うことになった新田さん。父の死から5年が経った昨年、2人の姉とともに、一度は下ろした「ニッタベーカリー」のシャッターを再び上げることになった。「自分がやりたいと思ったことを、今のニッタベーカリーで出したい」と、絶えずパンの試作を繰り返す。
スタジオには、三姉妹がそれぞれオススメする「ニッタベーカリー」のパンが登場。本谷有希子は「今まで食べた中で一番美味しい」と舌鼓を打ち、若林正恭は、あまりの美味しさに「なんでこんなに優しくしてくれるんだ」と感動を表現する。