5月1日からの新元号が発表され、いよいよ新時代への足音が近づく中、“平成最後”かつ“令和最初”の連続ドラマが続々とスタートする。放送開始前の段階で、視聴者はどのドラマを見たいと思っているのか。マイナビニュース会員3,939人に、春の民放連続ドラマの中で「最も期待する作品」をアンケート調査したところ、沢口靖子主演の『科捜研の女』(テレビ朝日系)が1位となった。
2019民放春ドラマ期待度ランキング
『科捜研の女』(18日スタート、毎週木曜20:00~)は、99年10月にスタートし、現在続いている連続ドラマの最長記録を更新中。今シーズンは、テレ朝開局60周年で1年間のロングラン放送となり、その人気が反映された格好だ。得票率は、唯一の2ケタに乗せた。
自由記述による期待の理由を見ると、「定番の人気シリーズで安心感がある」(53歳男性)、「以前よりずっと観てて飽きない」(46歳男性)という作品のファンや、「沢口靖子のファンです」(51歳男性)という沢口ファンが多く、男性票がほとんどを占めた。
2位は、福山雅治主演の『集団左遷!!』(TBS系 21日スタート、毎週日曜21:00~)。こちらは「福山雅治がとにかく好きなので 絶対に見る」(53歳女性)という女性ファンに加え、「日曜劇場ははずれが少ない」(39歳男性)という枠への信頼感、「日曜の夜に爽快な気分になって月曜を迎えられそうだから」(56歳男性)といったストーリーへの期待が寄せられた。
3位は、僅差の得票率でTOKIO・松岡昌宏主演の『家政夫のミタゾノ』(テレ朝系 19日スタート、毎週金曜23:15 ※一部地域除く)。3シーズン目となる人気シリーズで、「前作がとても面白かったから 楽しみにしています」(48歳男性)、「松岡さんのドラマついついクセになって見てしまう」(31歳女性)という声が相次いだ。
4位は、吉高由里子主演の『わたし、定時で帰ります。』(TBS系 16日スタート、毎週火曜22:00~)。「吉高由里子のファンだから」(44歳男性)といった意見に加え、「タイトルに惹かれる」(39歳女性)、「タイトルが気になったから」(53歳男性)と、男女問わず働き盛りの世代からタイトルに惹きつけられた声が続出している。これは、前クールの冬ドラマで大きな話題を集めた『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)でも見られた傾向だ。
そして5位は、天海祐希主演の『緊急取調室』(テレ朝系 11日スタート、毎週木曜21:00~)。こちらも、3シーズン目に入る人気シリーズとなり、「過去のシリーズもすべて観てきました。新シリーズ始まるとっても楽しみにしています」(55歳男性)、「大杉漣さんが亡くなったのが残念ですが、以前も観ていてよかったので」(50歳男性)という期待や、「天海祐希さん大好きです!!!」(52歳女性)といった天海ファンの支持が集まっている。
このように、上位5位作品はテレ朝とTBSが占めた。放送実績のあるシリーズ作品が人気を集める中、TBSの2作品がいずれも新作で上位に食い込んでいるのにも注目だ。
●調査概要
調査期間: 2019年3月15日~24日
調査対象: マイナビニュース会員
有効回答数: 3,939人
調査方法: インターネットログイン式アンケート