放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が、31日に放送されたTBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)で、NGT48・山口真帆への暴行事件を巡る一連の問題についてコメントした。
グループを運営するAKSは第三者委員会の調査結果を公表し、22日に新潟市内で会見を開いた。報告書では、「メンバーからの事情聴取の結果、確たる証拠はないものの、ファンから聞いた、あるいは、メンバー内の噂として聞いたとして、36名のメンバーから、他のメンバーとファンとの『つながり』に関する供述があった。その際、12名のメンバーの名前が具体的に挙がった」とあり、会見ではこの「つながり」について記者から数多くの質問が寄せられた。
デーブ氏は、「『つながり』という微妙な表現。誰のために気を使っているのか分からない」と指摘し、「この会見の失態は、第三者委員会はもちろん捜査の権限はないですが、一人ぐらいいるべきだった」と第三者委が会見に出席しなかったことを問題視。NGTの冠番組が次々と終了していることに触れ、「これはしょうがない。収束してないわけですから、新たな告白や暴露は充分考えられる。ろくに解決してない。関係ない子たちは、本当にかわいそうだと思うんですけどAKB48全体に波紋を呼んでいるわけですから、なぜ危機管理をもっと上手にできないのか、不思議でならない」と疑問を投げかけた。
「秋元(康)さんがしゃべらない。一言で収まる可能性もあるのに、出て来ないのはどういうことか」と納得がいかない様子のデーブ氏。秋元康氏は運営に関わっていないとする意見に、「発案した人だから関係ないとは言い切れないと思う」と反論していた。