お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、31日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、自身の引退について語った。

松本人志

松本人志

歌手の森昌子が60歳を迎えて引退を決意したことを受け、松本も「もちろん、考えるでしょ」と60歳を節目と考えているようで、「俺もあと5年やから。上岡龍太郎さん、(島田)紳助さんが60手前で辞めてらっしゃるので、俺が勝手に思ってるのは、その流れを汲んでいる感じで。そう考えると俺も、そこまで長くないんじゃないかと思ってますよ」と打ち明けた。

また、「森さんとは全く理由違いますけど、芸能界にいてどうですかみなさん。“芸能人”という首輪がきつくないですか?」と投げかけ、「リードもどんどん短くなってきてるし、前はもうちょっと長かったし、もうちょっと散歩も連れてってもらっていた感じがする」と世間からの厳しい眼差しを実感している様子。

「こんな話していいのかな」と前置きし、「最近、ちょっとテレビが少し変わりだしたでしょ? 世帯視聴率重視じゃなくなってきた。面白いことだけを追求できる番組が、前よりはできやすくなっているような気がするので、『もうちょっとやってみようかな』とこの1年、逆に思えた。それがなかったら、ホンマに『もうええかな』って思ってた時もあったね」と過去に引退を考えていたことを告白した。

「辞めて、テレビじゃなくてもネットとかでできるし、それこそYoutubeになれるし。マツサックとしてやってみようかな」と引退後の展望を語って笑いを誘いつつ、「子どもの食いつきないもんな」とすぐに撤回していた。