お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、31日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、26日に消化管間質腫瘍で亡くなった俳優・萩原健一さん(享年68)について語った。
萩原さんは3年前、同局系バラエティ番組『ダウンタウンなう』のコーナー「本音でハシゴ酒」にゲスト出演。消化管間質腫瘍は消化管の壁の筋肉の層にできる腫瘍の一種で、松本は当時を「収録中……たぶん収録終わってぐらいかな、『松本くん、すごい鍛えてるけど筋肉のつけすぎ気をつけなよ』と言われているのを覚えているんですよ」と思い返し、「すごく気になってて。そういうことだったのかなと今になって」と神妙な表情で語った。
また、「いろんなジャンルのいろんなスターはいますけど、このジャンルのこの時期のこの人は一番のスターじゃないですかね」とその存在感の大きさを表現。「ファッションも全部、みんな真似していた。かと思えば『傷だらけの天使』でケツ丸出しでプールに飛び込んだりね。それもかっこいい」と続け、「ケツ丸出しでプールに飛び込んでカッコいい人います?」と問い掛けた。
3年前の番組共演時を「(記念)写真も萩原さんの方から言われたんですよ。『一緒に写真撮ろうよ』って」と懐かしむ松本。アウトローで波乱に満ちた生涯を歩んだ萩原さんを、「ああいう人はもういないね」と偲んでいた。