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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ
暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。
日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。
新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。
生活コラムニストのももせいづみさんに、レモンしぼり器の選び方とおすすめ商品を教えてもらいました。レモンしぼり器には、手でレモンを持ち回しながらしぼるタイプや電動タイプ、てこの力で挟んでしぼるタイプなどさまざまな種類があります。本記事を参考に自分にあった商品を探してみてください。
生活コラムニストが解説
レモンしぼり器の選び方
生活コラムニストのももせいづみさんに、レモンしぼり器を選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。
一度にしぼりたい量で種類を選ぶ
【エキスパートのコメント】
ひと口にレモンをしぼるといっても、ジュースやカクテルを作る、お菓子を作る、調理に使う、食卓で香り付けに使うなど、さまざまな用途がありますよね。用途によって、何個もしぼるのか、半分だけか、くし形ひとつだけでいいのか等、しぼる量も変わってきます。
何個もしぼるなら、てこの力でレモンをはさんでしぼるプレスタイプや、電動のものがおすすめ。半分に切ったものをさっとしぼるだけなら、溝にレモンを押しつけて、回すようにしぼるおなじみの山型タイプだと手軽にしぼれます。くし形に切ったものをはさんでしぼるタイプのものや、シリコン製の手でしぼるタイプのものは、食卓で少量使うときに便利。まずはよく使う用途に合わせて、しぼる仕組みを選びましょう。
どこで使うのかも大事なポイント
【エキスパートのコメント】
用途によってどこで使うのかも変わってきますよね。たとえば、調理ならキッチン、カクテルならカウンター、食事時なら食卓など。キッチンの水回りなら、多少果汁が飛び散ったり、手が汚れたりしてもすぐ水で洗えるのでどんなものでも良いでしょう。食卓で使いたい場合は、果汁が飛び散らず、手が汚れないものを選ぶのがおすすめです。
カクテルなどカウンターで使いたいなら、置いておいてもスタイリッシュに見えるデザイン性にすぐれたものを選ぶといいでしょう。
使いやすさのための細かい工夫も要チェック
【エキスパートのコメント】
レモンをしぼるときのちょっとした悩みが、しぼるときに出るレモンのタネ。山型のしぼり器では、しぼった果汁を注ぐときにタネも一緒に流れ込んでしまうため、茶こしなどでタネをより分けている人も多いのではないでしょうか。タネが気になるなら、果汁にタネが混じらないように工夫がされている商品を選びましょう。
また、レモンなどの果汁をしぼったあとにはしぼりかすが残るので、隅々まで洗いやすく、しっかり乾燥できることも大事なポイントです。
レモン以外の果実に対応するしぼり器も
【エキスパートのコメント】
果汁をしっかりしぼり取るために大切なのがサイズです。果肉の大きさにしっかりしぼり器の溝が合わないと、しぼり残りが出てしまいます。
シンプルな山型のレモンしぼり器では、ゆずやすだちなど小さいものなら対応可能ですが、グレープフルーツの大きさになるとうまくしぼれないため、もうひとつ、グレープフルーツ用のサイズを購入しなくてはなりません。レモンのほかにも、ゆずやオレンジ、グレープフルーツなどもしぼりたいなら、アダプターなどで対応する商品を選ぶようにしましょう。