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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ
暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。
日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。
新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。
この記事では、緑茶、紅茶、中国茶などを入れるときに使う「茶こし」の選び方とおすすめ商品をご紹介します。メッシュが細かくて洗いやすいタイプ、一人用のティーインフューザー、アフタヌーンティーにぴったりのおしゃれなデザインなどを厳選しました。
使い方にあわせて
茶こしの選び方
まずは、茶こしの選び方を紹介します。ポイントは下記。
【1】お茶の種類(緑茶 or 紅茶)
【2】茶こしのタイプ
【3】網の細かさと深さ
【4】茶こしの素材
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】飲みたいお茶にあわせて選ぶ
飲みたいお茶が緑茶なのか紅茶なのかによって、チェックするポイントが異なります。
緑茶用:茶葉がお湯に浸かるものを
緑茶を入れるときに茶葉を動かしてしまうと、渋みが出てしまうことがあります。そのため、茶葉を動かさなくても全体がお湯に浸かるような深めの茶こしを選ぶようにしましょう。
また、深蒸し煎茶は茶葉が細かいため、なるべく目の細かい茶こしを選ぶことも重要です。深さと細かさに注目して、使いやすい緑茶用の茶こしを手に入れてください。
紅茶用:抽出した茶葉を受け止める役割
緑茶とは反対に、紅茶は茶葉が動くことでお茶の味わいがおいしくなります。そこで、茶葉が上下に動けるようなスペースのある茶こしのほうが、おいしい紅茶を淹れられます。
さらに、紅茶用のティーポットには、急須とは違ってポット内に茶こしがないのが特徴。ポットからカップに注ぐ際にも茶こしを使うことがあるでしょう。その用途で使う場合には、ポットから出る茶葉を、きちんとキャッチできるものを選んでくださいね。
【2】茶こしのタイプをチェック
茶こしのかたちには、おもに「手持ちタイプ」「ティーストレーナー」「インフューザータイプ」に分かれます。それぞれの特徴をみていきましょう。
オーソドックスな「手持ちタイプ」
【エキスパートのコメント】
「茶こし」と言われたら、金属製のメッシュのかごに持ち手のついたデザインを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
お茶は急須やポットで入れるほか、茶葉を処理したり洗うのが面倒な場合は、茶葉を茶こしに入れてお湯を注いで入れることもできます。
かごが浅くてカップのお湯にしっかり浸らないものは、紅茶や中国茶など蒸らしの時間が必要なお茶よりは、番茶や粉茶など熱湯でサッと入れられるお茶が向いています。
こうした手持ち型の茶こしは、ポットで入れたお茶をカップに注ぐときに出る茶葉を受け止める用途や、果汁の種をより分けたり、調理のちょっとした漉し器としても使えるので、ひとつ持っていると便利です。
カップに注ぐときに使う「ティーストレーナー」
【エキスパートのコメント】
日本茶用の急須は、注ぎ口に陶器や樹脂製で穴が開いていることが多く、同じ口径の金属や樹脂製のメッシュかごがついているものもあります。
この場合、特に別の茶こしを用意する必要はないのですが、紅茶用や中国茶用ポットの注ぎ口には茶こし機能がついていないことが多く、カップに注ぐときに茶葉が混じらないように専用の茶こし(ティーストレーナー)を使います。
小さめの手持ちタイプのほか、カップに引っ掛けて使う回転式のものなど、さまざまなタイプが売られています。テーブルで使うことが多いので、スタイリッシュなものを探してみましょう。
コップに入れる「インフューザータイプ」
【エキスパートのコメント】
金属やガラス、シリコン製の小さな容器に茶葉を入れて、ポットやカップに浸して使うのがティーインフューザー。
ティーストレーナーという表記のものもありますが、お茶をこすのではなく、中に茶葉を入れてティーバッグのように使うものがインフューザータイプです。ティーバッグに比べてエコですし、お好みの茶葉を使えるので、一人分をかんたんに入れたい人におすすめ。
動物や乗り物、植物をかたどったカラフルなものなどいろいろありますが、選ぶ際には、中で茶葉がしっかりと開くゆったりしたサイズのものを選んでください。複雑な形は茶葉の処理がしにくいので、洗いやすさもポイントです。
急須に入れて使う「カゴ網タイプ」
急須でお茶を淹れることが多いなら、急須にはめて使うタイプの茶こしもおすすめです。茶葉が急須の注ぎ口にはまることが無いので、お茶を注ぐときに詰まらず、お手入れも楽になります。ただし、茶葉がジャンピングできるスペースが狭まってしまうという難点も。
また、急須に合ったサイズを選ばないと、茶葉がうまくお湯に浸らず美味しく抽出できないことがあります。選ぶときには、サイズをしっかり確認してくださいね。
注ぎ口に付ける「インサートティーストレーナー」
あまり見かけないかもしれませんが、急須やティーポットの注ぎ口に取り付けるタイプもあります。ティーポットは茶こしが付いていないことが多いため、注ぎ口に取り付けることで茶葉がカップに流れ出るのを防げます。
ただし、注ぎ口に茶葉が詰まりやすいので、お手入れに手間がかかるという点がデメリットです。
【3】手持ちタイプは網の細かさと深さをチェック
【エキスパートのコメント】
手持ちタイプの茶こしは、網の細かさと深さが選ぶときのポイントになります。
一般的に茶こしに使われる金属製のメッシュは、荒いものは40から、細かいものは200まで、細かさが数字で表示されています。細かい茶葉までしっかり受け止めたい場合は、数字の大きいものを選んでください。
また、網も一重のものよりは二重網、畳織りで作られたもののほうがより細かくこすことができます。
網の細かさのほか、かごの深さもポイント。茶こしだけでお茶を入れたいのなら、カップやポットのお湯にしっかり浸る深さのあるものを選びましょう。
茶葉がしっかり開くので茶こしだけでもおいしくお茶を入れることができます。
【4】茶こしの素材もチェックして
茶こしに使われる素材には、おもに「ステンレス」「ポリプロピレン」「銅」があります。素材の違いもチェックしてみましょう。
お手入れがしやすいステンレス製
ステンレス製の茶こしの特徴は、お茶の色素によって本体が変色しにくいこと。長期間使っても網目などが変色しないため、汚れなどを気にせず使い続けることができます。
また、汚れや目詰まりが目立っても、食器用の漂白洗剤を使えばキレイになるのもポイント。緑茶でも紅茶でも使用できるので、いろいろな種類のお茶を楽しむ人にぴったりの素材です。
軽くて気軽に使えるポリプロピレン製
急須内に置いて使うことが多いポリプロピレンの茶こしは、軽くて急須を傷つけにくい扱いやすさが特徴。他の食器と一緒に洗うこともでき、使いにくさを感じさせないのが魅力です。
一方で、商品によっては茶渋が付きやすかったり熱に弱かったりと、やや使いにくい点があります。そのため、長期間の使用には向いておらず、ある程度使用したら買い換える必要があります。
使うほどに味が出る銅製
長く使うほど独特な風合いが加わっていくのが、銅で作られた茶こしです。キラッと光る最小印象から、落ち着いた光方へと変化していき、使い込むほど趣深い色合いになっていきます。
また、銅は抗菌性や耐久性が高いのも銅製の茶こしの魅力。茶葉にまでこだわってティータイムを楽しむ人は、ぜひ銅製の茶こしを使ってみましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)