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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ
暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。
日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。
新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。
屋外や室内で布団を干すときに便利な「布団干し」の選び方とおすすめ商品、口コミをご紹介。収納に便利な折りたたみタイプ、丈夫なステンレス、倒れにくいものなどを厳選しました。洗濯物を干せるタイプも!ベランダ干しの汚れ防止アイデアもご紹介します。ユーザーのイチオシ商品や口コミも!
心地よく布団を使おう!
布団干しを使えば梅雨時も便利
布団を干す目的は、夜寝ている間にかいた寝汗を吸った布団を乾燥させることです。布団を乾燥させないと、ダニやカビが繁殖する原因となります。
布団を乾燥させる方法は天日干しだけではありません。むしろベランダで天日干しをすると、日光があたらない部分は乾燥しません。布団干しを使うと室内でも布団を効率よく乾燥できます。雨天が多い梅雨時に布団を干したいときにも便利です。
生活コラムニストが解説
布団干しの選び方
生活コラムニストのももせいづみさんに取材をして、布団干しの選び方のポイントを教えていただきました。
【1】タイプ
【2】サイズ
【3】素材
【4】機能
タイプや材質をよくチェックすることが大切です。ぜひ布団干し選びの参考にしてください。
【1】置き場所に合わせたタイプを選ぶ
【エキスパートのコメント】
布団干しをどこに置いて使うか、収納をどうするかで選び方が変わります。置く場所は一戸建ての庭やテラスなのか、マンションのベランダなのか、もしくは室内なのか。
また、布団干しは出したままでいいのか、使わないときは畳んで収納しておきたいのかなども重要なポイントです。まずはどう使いたいかをはっきりさせましょう。
布団干しにはかんたんに折りたためるタイプと、一度設置したらそのまま使うタイプがあります。
干す枚数が少ないなら「スタンドタイプ」
限られたスペースで使いたいときや、ひとり暮らしなど干す枚数が少ない場合には、折りたたみ式のスタンドタイプが向いています。
【エキスパートのコメント】
折りたたみ式の布団干しの種類も、開けばすぐに使えるものから組み立て式までさまざまです。
主に室内で使用し、使わないときはしまっておきたい人は、軽くてかんたんに折りたためる布団干しがおすすめです。
ただし、軽い布団干しは安定性に欠けがちなのが難点。敷布団など重い布団を干すときに、風で倒れてしまうようではちょっと不便です。
たくさん干したいなら「屏風型・扇型タイプ」
屏風型や扇型タイプは、横方向のスペースにゆとりがある場所にしか設置できませんが、干す場所や枚数によって角度を変えられるのがメリットです。どちらも折りたたんで収納できます。
屏風型は2~3枚、扇形タイプは5~6枚とある程度の枚数を干せるものがそろっています。家族分の布団をまとめて干したいときなどに向いています。
【エキスパートのコメント】
家族分の布団を一度にまとめて干したい人は、ある程度の重量感があって安定性のある布団干しを選びましょう。
設置したままなら「洗濯物干し兼用タイプ」
布団を干す機会が多い場合や、家族が多くて洗濯物や布団も多い場合は、一度設置したまま使える洗濯物兼用タイプが向いています。都度設置する手間もなく、布団を干さないときには洗濯物干しとして使用できます。
洗濯物兼用タイプは、室内の床や天井に固定するつっぱり棒タイプもあります。いずれも設置にはある程度のスペースが必須です。
【エキスパートのコメント】
布団干しは安定性が必須なため、スペースを取る大きなものが多いです。特に幅の狭いマンションのベランダに布団干しを設置すると、干す動作が取れなくなってしまうこともあります。
事前に設置場所の広さをよく確認しておきましょう。
【2】干したい布団の大きさに合ったものか
手持ちの布団が干せるか、布団干しでチェックすべきポイントを解説します。
布団の幅や枚数に合ったものを選ぶ
干したい布団の幅に合った長さの布団干しを選びましょう。シングル、セミダブルなど布団の種類によって幅は異なります。また、複数枚干す場合には布団干しに倍の長さが必要です。
【エキスパートのコメント】
一度に干せる布団の枚数もそれぞれの商品によって違いがあります。
「一度に4枚干せる」と商品説明にあっても、ダブルやセミダブルの掛け布団だと2枚しか干せないということもあります。布団干しのサイズをよく確認して選びましょう。
布団干しはシーツや布団カバーを干すのに使えるため、伸縮タイプを選ぶと何かと便利です。
耐荷重をチェック
干す布団の大きさだけでなく、重さも重要です。布団干しの耐荷重をチェックして、干す布団の重量に耐えられるものを選びましょう。
一般的な掛けふとんの重量は1枚あたりおよそ2~3kg前後、敷布団は4kg前後です。和布団の場合は掛けふとんでは3~4Kg前後、和敷布団では4~5kg前後になっています。
【エキスパートのコメント】
また、軽い羽根布団や毛布は問題ありませんが、敷布団を一度に複数干す場合、重量がかなりのものになります。耐荷量もきちんとチェックしておきましょう。
【3】さびにくい材質を選ぶ
なお、室内で使用する場合には耐久性を重視するならスチールやステンレス製、移動や持ち運びのしやすさを重視するならアルミ製が向いています。
【エキスパートのコメント】
布団干しの材質には、主にスチールやステンレス、アルミが使われています。外置きで使う場合、雨に強く、さびにくい素材を選ぶことがマストです。
アルミが1番さびにくいですが、軽いため安定性に欠けることがあり、外置きでしっかり安定させたいならステンレス製か、防さびコーティングが施されたスチール製を選ぶようにしましょう。
ジョイント部分からさびることも多いので、接続部がプラスチック等でカバーされているものを選ぶと安心です。
【4】使いやすい機能をチェック
ほかにも、ポールが2本あるダブルバータイプなら干した布団の間にすき間ができるので通気性が高くなります。バーの広さがある商品なら、布団だけでなく枕も干せて便利です。
【エキスパートのコメント】
伸縮しないタイプの布団干しは、伸縮部分のジョイント金具がないため、シンプルでお手入れがしやすいというメリットがあります。
しかし、伸縮するタイプなら、シーツや通常の洗濯物干しに併用でき、布団を干していなくてもスペースを有効利用できるので便利です。
伸縮タイプの布団干しの中には、横方向だけでなく、縦方向にも自由に高さを変えられるものもあります。
マンションのベランダ等で使用する際に、バルコニーのせいで日差しが確保しにくいときに便利です。