◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士:ふじえりこ
『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。
豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターとしての顔も持つ。
映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。
ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。
この記事では、昼間に充電して夜になると自動で点灯して屋外を照らすソーラーライトの選び方とおすすめ商品を紹介します。電源を繋いで庭に置くだけで明るくなるLEDライトや、人感センサー付き、防水機能付き、強力な明るさを放つモデルなどをピックアップ。防犯にもぴったり!
ソーラーライトとは
ソーラーライトとは、太陽光エネルギーを電気に変換してバッテリーに充電し、その充電された電気を電源として利用する照明器具のこと。太陽光を電気エネルギーとして活用するとてもエコな照明器具です。
庭先の外灯を兼ねたガーデンライト、駐車場での作業用ライトや玄関での防犯ライトとしてなど、屋外での利用は多岐にわたります。ソーラーパネルやバッテリーの大きさ、デザインやタイプ、光センサーや人感センサー機能など、いろいろな機能を備えた個性的な製品が多数発売されています。
メリット:ソーラーパネルを使うので、電気代がかからない
まず真っ先にあげられるのが、電気代がかからないこと。晴れてさえいればソーラーパネルを使って充電ができるのが一番の魅力といえるでしょう。
そのほか、光があたる場所であれば設置する場所は、庭でも車庫でも玄関でもどこでも可能、光センサーで周囲の明るさをキャッチして自動でライトをオンオフできる、工事不要で簡単に設置できることなどがメリットです。
デメリット:天気が悪い日や太陽光がさえぎられると充電不可
ソーラーパネルを使って充電する仕組みなので、天気が悪い日は充電ができません。また、天気が良くても障害物などで太陽光が遮られてしまうと同様に充電ができませんが、ソーラーパネルとライト本体の分離型もあるので、製品を選べばデメリットを解消する方法はあります。
デメリットといえるほどのものがこのくらいしかないのは、仕組みのシンプルさによるところが大きいかもしれません。
ソーラーライトの選び方
それでは、ソーラーライトの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】タイプ
【2】人感センサー付きかどうか
【3】防水性能
【4】用途に応じた明るさ
【5】ソーラーパネルの位置
【6】デザイン
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
ソーラーパネルは、設置場所に合わせて使えるよういろいろなタイプが発売されています。ここではタイプごとの特徴を紹介していきます。
スタンドタイプ
ソーラーライト本体をおくだけで簡単に設置できるタイプ。使う場所や使う時を選びません。充電のために動かしてもよし、充電されていれば屋外に限らず室内でも持ち込んで使うこともできます。ランタンのように吊るせるタイプの商品もありますよ。
壁掛け・壁付けタイプ
エントランスやアプローチに使われることが多いのが、壁掛け・壁付けタイプです。外壁に溶け込むようにコンパクトでスタイリッシュなデザインのものが多く発売されています。
低い場所に設置して足元を照らしたり高い場所に設置してエントランス全体を照らすなど使い方もさまざまです。人感センサー付きのタイプを玄関につければ防犯アイテムとして活用することができます。
杭・スティックタイプ
地面に差し込んで使うタイプです。玄関までのアプローチに設置し足元を見やすくしたり、庭の周囲に配置し夜間のライトアップにするなどの使い方が多いでしょう。光源が地面に近いところにあるので、位置や距離の把握がしやすくなります。
【2】人感センサー付きかどうかチェック
【エキスパートのコメント】
ソーラーライトのなかには、センサーで人や動物を感知して点灯するものも数多くあります。どちらかというと庭の演出よりも防犯・害獣対策向けと言えるでしょう。
また、玄関先や車庫などに設置すれば、夜間でもカギ穴を見つけやすくなるほか、足元を確認しやすくなり、安全対策にもなります。人を感知したときの光のモードや光の強さを変えられるものもあります。
【3】防水性能をチェック
屋外で使うライトなので、防水性能は必須の機能といえるでしょう。防水性能を表す単位は、「IP」とそれに連なる数字2桁で表示され、左の数値が防塵性能、右の数値が防水性能になります(例えばIPX76であれば、防塵性能が「7」、防水性能が「6」等級を示し、「IPX5 」であれば、防塵性能は「X」で設定なし、防水性能のみが「5」等級となります)。
数字が大きいほど防水性能が高く、防水レベルは0から8の9等級です。5等級以上なら一般的な使用なら問題ないレベル、6等級以上なら台風などでも問題ないレベルとされています。
【4】用途に応じた明るさをチェック
ライトの明るさはルーメンという単位で示され、ルーメンの数値が高いほど明るいライトとなります。500ルーメンで約40wから50W程度、1,000ルーメンで約80W程度がだいたいの目安です。設置する場所や用途により、防犯目的で玄関に設置するなら明るいタイプ、庭先などであればほんのり明るいタイプなど使い分けていきましょう。
また、ライトの色も用途により使い分けが必要です。色温度を表す単位はケルビンで、数値が低いと暖色系の色、高いほど寒色系の色を発します。3,000ケルビンならオレンジ色が強く、6,000ケルビンなら青みが強い色となるので覚えておきましょう。
【5】ソーラーパネルの位置をチェック
ソーラーパネルはライトとパネルが一緒になっているタイプと分離しているタイプがあります。昼間、太陽光があたらないと充電ができないため、日当たりの良い場所に設置する必要があります。
設置する場所にもよりますが、ガーデニングの演出をしたい場合、その配置したい場所が植え込みの中や植木の陰などの日陰であれば、太陽光があたらない場所だと不便。
それに比べて、パネルがライトと別になっている分離型のものはパネルを置く場所にさえ、太陽光があたれば、ライトを設置する場所は自由です。
【6】デザインをチェック
ソーラーライトには、さまざまなデザインがあります。庭の雰囲気づくりやおしゃれな空間をつくるためのソーラーライトの選び方をご紹介します。
空間のイメージ合わせる
形やデザインにこだわってソーラーライトを選ぶといいでしょう。ランタンやガス灯風のヨーロッパ調のデザインなど、個性的な形やタイプのものがありますので、まずは演出用か防犯用かを決めたうえでご自身の庭先にマッチするものを探しましょう。
なかにはリーズナブルとはいきませんが、デザイナーのこだわりを感じるものがたくさんあります。とくにストーンタイプのものなどは、普通のソーラーライトとはひと味違い庭の雰囲気をアップさせ、まるでホテルのような空間を演出してくれるライトもあります。
室内設置ならインテリアにあわせる
ソーラーパネルというと外に置くイメージがあるかもしれませんが、室内用としても利用できます。昼中は太陽で充電して、夜はテーブルランプに利用するなど、節約もできて環境にも優しいですよね。
屋内設置なら、家具のテイストに合わせたデザイン性を重視しましょう。ウォールナット製の家具を設置しているのであれば、それに合わせて木製外装のランタンタイプなどを設置するのとお洒落ですよね。そのほか屋内で利用する場合、足元を照らすように設置するときは、転倒しないようによく注意してください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)