ベンチャーバンクが運営する健康経営支援サービス「MOMENTUM(モメンタム)」は3月28日、働き方についての調査結果を発表した。調査は2月22日~27日、一都三県に在住の20歳~59歳の男女会社員1万219名を対象にインターネットで行われた。

  • 「あなたが理想的な働き方をするのに重要なものは何ですか?」

理想的な働き方をするために重要なものの第1位は「心身の健康」で71.7%、2位は「十分な報酬」で71.3%、3位は「職場での良好な人間関係」で68.3%だった。一方、「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を重要だと考える会社員は32.3%で、全11項目中最下位となった。

次に、単一選択となる「理想的な働き方で最も重要なもの」についても調査した。結果は複数選択の場合と同じく、1位が「心身の健康」で23.9%、2位が「十分な報酬」で19.0%、3位が「職場での良好な人間関係」で15.2%となった。「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」に関してはわずか2.3%だった。

続いて、仕事に限定しないで、今欲しいものが何かを質問した。こちらの全体平均の1位は「十分な報酬」で32.5%となり、業界別でも差はほとんどなかった。

この質問においても、「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を選択したのは全体平均で2.9%となり、業界別でも差はほとんど見られなかった。その中でも金融業界に勤務している会社員が、もっとも報酬への希望が少なく(28.5%)、「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」への希望が多い(4.7%)のが特徴的だった。

  • 【業界別】「あなたが(仕事に限らず)今現在、欲しい"こと"や"もの"について」(N=10,219)