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【この記事のエキスパート】
料理家・フードスタイリスト・テーブルウェアスタイリスト:池 ももこ

料理家・フードスタイリスト・テーブルウェアスタイリスト:池 ももこ

お米もまともに炊けない料理オンチの状態から独学で華やか家庭料理・スイーツのプロに。
食事制限ゼロ、おいしい食事で−15kgのダイエットにも成功し、ファッション誌の読者モデルなどとしても活動中。

きれいとおいしいはつくれる”を活動テーマとし、料理教室「4step kitchen」を主宰。4stepで食卓がパッと華やぐお手軽レシピに定評がある。

料理教室を運営する傍ら、メディア出演・企業でのメニュー開発や食空間スタイリング・イベント講師・コラム執筆など幅広く活動中。


この記事では、パスタ料理やケーキなどのお菓子作りに重宝する生クリームの選び方とおすすめ商品を紹介します。タカナシ乳業やめいらく、よつ葉、中沢乳業といった人気メーカーのさまざまな脂肪分の商品をピックアップ。植物性のホイップクリームや豆乳入り商品も!

ホイップとの違いを解説
生クリームとは?

お菓子作りにかかせないホイップ用のクリーム。「生クリーム」や「ホイップクリーム」などと呼ぶことが多いですが、2つには違いがあることをご存じでしょうか?

「クリーム」(生クリーム)は法律上の定義では「生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」で、かつ「乳脂肪分が18%以上のもの」になります。

一方、「ホイップ」や「フレッシュ」といった商品名で販売されているクリーム類は、植物性脂肪を原料に含んだり、砂糖など添加物が加えられていて、「乳又は乳製品を主要原料とする食品」に分類されます。

この記事では、植物性脂肪を使った商品も含めて、さまざまな生クリームやホイップクリームをご紹介していきます。

料理レシピとの相性も大事!
生クリーム選び方

ここからは、生クリームを選ぶときのポイントをまとめました。美味しい生クリーム選びの参考にしてくださいね。

用途に合ったタイプで選ぶ

生クリームを選ぶときは味わいを大切にしてください。生クリームやホイップクリームには乳脂肪を使った動物性脂肪と、植物性脂肪(ヤシ油、パーム油、なたね油などを原料としたもの)があります。それぞれに味わいが違うので、特徴をつかんでおくことが必要です。

コクと風味は脂肪分の多い動物性を

動物性の生クリームは濃厚なコクがあり、風味が豊かな点が特徴です。熱にも強いので煮込み料理やオーブン料理にも適しています。動物性の生クリームは牛乳の代わりに加えることも可能。また、ホワイトソース代わりに使うこともできます。よりコクが増しておいしく仕上がります。

軽い口当たりとあっさり風味は植物性を

出典:楽天市場

コクのある味わいよりもあっさりした風味が好みなら植物性のホイップクリームが適しています。軽い口当たりが特徴で、クセもなくあと味もスッキリです。

植物性はカロリーや脂質が動物性より抑えられているので、体重やコレステロールが気になる方にも向いています。

味のバラエティーに富んだものがあるので、いろいろなクリームを楽しめます。

脂肪分の量は使い方に合わせて選ぼう

出典:Amazon

生クリームの脂肪分は商品によって違ってきます。よりおいしさを楽しみたいのなら、使い方に合わせて脂肪分の量を選んでください。

飲みものには脂肪分18~30%の生クリームを

コーヒーや紅茶に生クリームを入れると、独特のコクと風味が生まれます。おいしさを引き立てるなら脂肪分が高いものよりも、18~30%の生クリームを使用してください。

また、ウインナーコーヒーのようにクリームを浮かべたいときは脂肪分が少し高めが向いています。脂肪分が20%程度のものは泡立たないので気をつけましょう。

あっさりしたお菓子には40%未満の生クリームを

お菓子にもいろいろな味のバリエーションがありますが、生クリームに含まれる脂肪分の量によって変化します。あっさり味のお菓子やケーキが好みなら、40%未満の生クリームが適しています。

軽い口当たりのプリンやムースなどにも向いており、ミルクの風味を味わいながらさっぱりしたあと味のよさを楽しめます。

料理にコクを加えたいときにも使えます。

濃厚なお菓子やコクのある料理には40%以上の生クリームを

お菓子や料理をしっかりとした味わいにしたいときは、脂肪分40%以上の生クリームを使ってください。コクが出て濃厚なおいしさに仕上がります。シチューやカルボナーラにぴったり。

脂肪分が多ければ泡立てられるので、デコレーションケーキにもってこいです。濃厚な生クリームは形も整えやすいので、見た目がゴージャスなケーキに使えます。

味重視なら動物性を、仕上がり重視なら植物性を

お菓子のデコレーションに生クリームは欠かせません。動物性と植物性の使い分けは、味と仕上がりの見た目で決めてください。

味を重視するなら、濃厚でコクのある動物性の生クリームを。白さを引き立て、みた目をきれいに仕上げたいなら安定剤が含まれた植物性がおすすめ。

味にも見た目にもこだわりたい方は、動物性クリームに植物性クリームを混ぜて使う方法もあります。

乳アレルギーがあれば成分表示を確認しよう

乳アレルギーのある方はホイップクリームを使用するときに、成分表示を確認する必要があります。植物性なら大丈夫と思っても、しっかり確認しましょう。植物性脂肪分以外に動物性の乳脂肪分も使われている可能性があるからです。

原材料に乳製品が使用されていないか、成分表示をしっかりチェックしてください。

また、植物由来のものは原材料によってそれぞれ違いがあるように感じます。たとえば、「豆乳入りホイップ」と呼ばれる植物性のものも、ここ数年の間に大型スーパーなどで見かけるようになりました。個人差はありますが、オリゴ糖も含まれているものは少なめの砂糖で泡立てても充分おいしいので乳アレルギーがある方などでも試していただける商品なのでおすすめですよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)