アイドルグループ・V6の岡田准一主演の映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)のスペシャル映像が29日に公開された。

  • 岡田准一

同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門賞>を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。

数種の武術や格闘技のインストラクター資格を持ち、映画『図書館戦争』やドラマ『SP』シリーズなどで挑戦した本格アクションシーンにも定評のある岡田。『ザ・ファブル』では、ハリウッド大作『ボーン・アイデンティティー』や『96時間』シリーズ(2作目、3作目)、『LUCY/ルーシー』などを手掛けたフランス出身のアラン・フィグラルズがアクション監督を務めた。

マット・デイモンやリーアム・ニーソンなどハリウッドの名だたるアクション俳優と仕事をしてきたアランだが、「ここまでスピーディーに動ける俳優は見たことがない」と岡田の高すぎる身体能力を絶賛。映像では、アランと岡田のアクションシーンメイキングも登場する。目にも止まらぬ速さで繰り出される岡田のガンアクションや、福士蒼汰演じるフードとのアクロバティックな銃撃シーン、壮絶な落下アクションなどが、初公開となった。

さらに映像には、豪華キャスト陣のコメントも収録された。本格すぎるアクションをやすやすとこなす岡田を見て、共演の木村文乃、山本美月は「アクションに対してもプロ」「安心できる存在」と称賛。岡田と共に迫力の対決シーンを演じた福士は「撮影の度に教えてもらうことがたくさんあった」と振り返る。柳楽と向井は「次元が違う、皆のボルテージが上がっていく感じがある」「スタッフの感じも変わる」と岡田の影響で現場の士気が高まっていたことを明かし、安田は岡田の動きを「残像!」と表現。ボス役の佐藤浩市は「スタッフや役者たちをちゃんと背負ってやる、岡田という男のアクション」と語った。

またあわせて、新たな場面写真も到着。ボスからプレゼントされたインコを全裸で頭に乗せているアキラや、相棒のヨウコ(木村)、バイト先の同僚ミサキ(山本)、打倒ファブルに燃えるフード(福士)と真黒カンパニーで下剋上を狙う砂川(向井)、真黒カンパニーの小島(柳楽)と海老原(安田)といった、豪華キャスト陣が演じるキャラクター達のワンシーンが公開された。