相模鉄道とJR東日本は28日、相鉄線からJR線を経由し、新宿方面へ直通する相鉄・JR直通線の開業日が2019年11月30日に正式決定したと発表した。
相鉄・JR直通線は、乗客の利便性向上と沿線価値向上のため、相鉄線からJR線を経由して新宿方面へ直通する路線。相鉄線西谷駅で分岐し、羽沢横浜国大駅(新駅)からJR線を経由して新宿方面へ直通する計画となっており、行先・停車駅・運行ダイヤなどの詳細は決まり次第、公表するとしている。
また、相鉄・JR直通線の開業を受け、相鉄グループは3月29日から、「横浜の真ん中と、東京の真ん中をつなぐ。相鉄は都心直通。」をスローガンに、相鉄線や沿線の商業施設、JR線、横浜市営地下鉄などで相鉄・JR直通線のプロモーション活動を展開する。
キービジュアルは、横浜市中央部を東西に走る相鉄線と、東京の都心部を走るJR線が相互につながることを多くの人にわかりやすく伝え、線路をつなぐだけでなく、その先にある行動エリアが拡大されるという期待感を表現している。今後は駅や車内でのポスター掲出のほか、相鉄線沿線の商業施設やウェブ広告などでも同じビジュアルで展開し、相鉄・JR直通線開業の認知度向上をめざしていくとのこと。
なお、相鉄線と東急線が相互直通運転を行う相鉄・東急直通線は2022年度下期の開業予定。羽沢横浜国大駅と東急線日吉駅間に連絡線を新設し、これを利用して相鉄線と東急線が相互直通運転を行う計画となっている。