サードウェーブは3月28日、同社の「eスポーツ部 発足支援プログラム」の内容変更を発表した。貸し出しの形式を変更するほか、より多くの高校が参加できるように1年を通して申込みが可能となる。4月1日より新プログラムの受付を開始する。

  • 「eスポーツ部 発足支援プログラム」で貸し出されるゲーミングPC

    貸し出されるゲーミングPC

「eスポーツ部 発足支援プログラム」は、高等学校におけるeスポーツ部の発足を支援するべく、サードウェーブがゲーミングPCを希望校に無償で貸し出すプログラム。2018年は100校限定で実施し、78校が申し込んだ。

従来は3年間無償での貸し出しだったが、変更後のプログラムでは、3年間継続レンタルすることを条件に、最大5台のゲーミングPCを、初年度と2年目の2年間を無償、最後の3年目は有償で貸し出す。具体的な料金は4月1日に公開する。

対象は高等学校(高等専門学校・定時制高等学校・通信高等学校含む)で、申し込み期間は2019年4月1日〜2020年3月31日。ゲーミングPCの貸出し期間は、納品日から3年間(36カ月)。なお、申し込み者は高校に勤務する教員に限られる。

また、貸し出しの条件として次の8項目が定められている。

  1. 3年間(36カ月)継続レンタルすること
  2. 学校に認められた部または同好会(チーム)であること
  3. PCは校内に設置し、練習や大会参加に支障の無い有線のブロードバンド回線が準備可能なこと
  4. 「パソコン及び周辺機器レンタル約款」及び「特約事項」に同意できること
  5. 3年目は有償レンタルいただくことに同意できること
  6. 途中で貸出機材を返却する場合、レンタル解約料が発生することに同意できること
  7. 1キャンパス1セット(PC5台)申込み可能
  8. サードウェーブ グループの広報宣伝活動や販売促進活動に協力できること、またサードウェーブが主催/共催/協賛する、eスポーツ大会やイベント等の広報宣伝活動にも協力できること

なお、2018年実施分に申し込んだ学校も今回のプログラムに追加で申し込み可能だ。ただし、新たに貸し出された分は2019年実施の条件が適用される。

貸し出されるPCのスペックは、デスクトップPCの場合、Intel Core i7 / 16GBメモリ/250GB SSD + 1TB HDD/NVIDIA GeForce GTX 1060 3GBという構成で、144Hz駆動のゲーミングディスプレイとキーボード、マウスが付属する。

ノートPCの場合は、Intel Core i7 / 16GBメモリ/250GB SSD + 1TB HDD/NVIDIA GeForce GTX 1060 3GBという構成。マウスが付属する。