NHKの杉浦友紀アナウンサーがが27日、都内で行われたNHK新番組『逆転人生』(4月1日スタート 総合 毎週月曜22:00~22:50)スタジオ取材会に出席し、自身の“逆転劇”を明かした。
同番組は、数奇な逆転人生を歩んだ主人公を再現ドラマを通して追体験しながら、どん底でも希望を捨てない“人間の強さ”を伝える新感覚ドキュメント・バラエティー番組。取材会には、MCを務めるお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太と杉浦友紀アナウンサーが出席した。
杉浦アナは、「再現ドラマでは主人公目線のカメラを使って、見ている人も主人公の気持ちになって追体験できるような工夫をしています」と見どころを解説。「かなりのクオリティーでお届けでいていると思います」と太鼓判を押し、「同じ状況になることはなかなかなくても、例えば壁にぶつかった時に『あの人が言っていたことをやってみよう』というような生きるヒントみたいになれば」と番組に込めた思いを語った。
また、人生での逆転劇について聞かれると、「実は就職活動の時にことごとくエントリーシートで落ちました。どうしてもテレビ局に入りたかったんですけど、某民放の某バラエティ番組のADをするためにテレビ局を目指していて」と打ち明け、「『絶対に受かる』という根拠のない自信だけはあったんですけど、ガッツリ落ちました」と就活生時代を回顧。
「最後に残ったのがNHK」「『NHKもダメだろうな』という気持ちはあったんですけど、ダメだったら就職活動を諦めるしかなかったので、必死にエントリーシートをいろいろな人に見てもらったりして」と当時を振り返る杉浦アナ。「NHKの、しかもディレクターの採用じゃなくて、なぜかアナウンサーに。私の人生においては非常に大きな逆転、ターニングポイントです」という言葉に胸を打たれた様子の山里は、「よくぞ某民放落としてくれましたね。今頃、その人事部は白目むいているでしょうね」と言い放ち、笑いを誘っていた。