俳優の松坂桃李が主演を務める映画『居眠り磐音』(5月17日公開)の場面写真が27日、公開された。

  • 左から松坂桃李、柄本佑、杉野遥亮

同作は全著作の累計発行部数が6,300万部を超える時代小説家・佐伯泰英の同名小説を実写映画化。江戸勤番を終え九州・豊後関前藩に三年ぶりに戻った坂崎磐音(松坂桃李)だが、幼馴染3人の間に悲劇が起こり、江戸で浪人として長屋暮らしを始めるうちに、用心棒として仕える両替商・今津屋の騒動に巻き込まれていく。

今回公開されたのは、松坂桃李・柄本佑・杉野遥亮の"幼馴染3人組"場面写真。江戸勤番を終え、3年ぶりに藩に戻る3人を捉えたが、この穏やかな写真からは想像もできない、過酷な運命が3人を待ち受けている。

また併せて公開されたのは、磐音(松坂)、琴平(柄本佑)、慎之輔(杉野遥亮)が剣術の稽古に励む凛々しい姿。主人公・磐音の構えは「縁側で日向ぼっこをしている年寄り猫のよう」と評され、“居眠り剣法”とも呼ばれる個性的な構えとなっている。

対して琴平は「謙虚さがそなわれば鬼に金棒」と言われるよ うに、腕は立つが感情的な剣さばきで挑発的な眼差しを向ける。慎之輔は、教えに忠実で模範的な剣技を得意としている。それぞれの性格がよく表れた場面となっている。