歌手の吉幾三が、26日に放送されるABCテレビ・テレビ朝日系バラエティ番組『世界の村で発見! こんなところに日本人』3時間スペシャル(19:00~21:48)に出演し、エチオピアを訪れる。
テレビ出演はおよそ1年ぶりとなる吉。番組MCの千原ジュニアと吉が食事したことが今回の旅人として出演するきっかけだったといい、ジュニアは「『エチオピアには、どうしても行きたいんだ!』と熱烈におっしゃるので、スタッフに掛け合ったところ行っていただけることになったんです!」とVTRを紹介する。
しかし、ボレ国際空港に降り立った吉は「ジュニアよ。お前がベラベラ勝手にしゃべりまくるからエチオピアまで来ることになってしまったやないか!」と怒っており、「食事しながら“エチオピアの昔の日本大使の方を知っている”と話しただけや!」と強調。
それでも、7時間以上ものバス移動では、地元の乗客たちと話に花が咲き、名曲「酒よ」のワンフレーズを歌い、さらには、日本語とエチオピア語を交えて作詞したオリジナルソングも披露。乗客たちから拍手喝采を受けた吉は「知らない国に来て、こうして曲を聴いてもらってね…こうして伝わったというのは本当にありがたいねぇ」とうれしさのあまり感激する。
この日の放送では、千原せいじが自身2度目となるエジプトを訪れる。歴史的な遺跡が数多くその地に残るルクソールにて、歴代のファラオが眠る「王家の谷」の迫力に圧倒されるせいじは、「ツタンカーメンの墓を見学しよ!」と一般公開されている三角山の内部へ潜入。すると、エジプト考古省から「せいじはよくアフリカに来ているから」と、通常は立入禁止となっている直近エリアでの取材許可がおりる。
間近でツタンカーメンを見たしたせいじは「ここで見るとまったく違う! オーラが違う!」と感激し、「ここ5年くらいで一番の感動ちゃうかな」と語る。