JR九州は25日、熊本駅ビルの工事に着手するとともに、安全祈願祭を3月28日11時から執り行うと発表した。駅ビルの開業は2021年春を予定している。

  • 熊本駅ビル外観イメージ

熊本駅ビル(仮称)は鉄骨造り・一部鉄筋コンクリート造りで、地上12階・地下1階となる。用途は、地上1~8階に商業施設(シネマ含む)、地上1~7階に立体庭園、地上8階にウエディング施設、地上9~12階にホテル(約200室)、地下1階と別棟の地上1~8階に駐車場を予定。駐車場台数は約800台で、駅周辺で全2,100台分を確保する。

3月18日から工事に着手しており、工期はおおむね2年間の予定とされている。この駅ビルの開発により、熊本駅を拠点とした新たなまちをつくり、にぎわいを広げることで、熊本都心部のまちづくりに貢献していくとしている。

3月28日の安全祈願祭は大林組が主催し、熊本駅ビル建設予定地で執り行われる。関係行政機関、関係諸団体、設計・施工会社、JR九州など約40名が出席するという。