歌手で俳優の武田鉄矢が、23日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(毎週土曜12:00~)に出演し、32年間にわたって放送されたドラマ『3年B組金八先生』(TBS)にまつわるエピソードを語った。
武田は、特に印象に残っている教え子として近藤真彦を挙げ、「マッチがガキでなー。ロケやってると遊びに行って帰って来ない。やんちゃだから。サッカーボール蹴らせておくとずーっと遠くまで行っちゃう」と懐かしそうに回顧。
近藤演じる清が体育教師になって金八先生のところに来るというスペシャル番組でのシーンについて、「いいシーンがあって…清が俺に酒を勧める。『おめえも飲めるようになったのか』『はい!』って言って2人で飲むんですよ。ジーンときてね」としみじみと語った。
さらに、「撮影が終わってスタジオの表に出たら、廊下にSMAPが全員並んでるのよ。みんな“気をつけ”して」と、近藤の後輩・SMAPが並んでいたエピソードも披露。「そのときに、気持ちがいいこと!」とうれしそうに話した。
また、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が、ジャニー喜多川社長から「『金八先生』のスタッフさん方が見に来ているから、この中で出る子がいるかもしれないよ」と言われて期待するも、選ばれたのはメンバーの八乙女光だったと話すと、武田は「(オーディション)落ちた人で恨む人いますよね。中居くんが恨んじゃって。まだ言うもんね、化粧室で2人きりになると『なんで俺を落としたんですか』って」と中居正広のエピソードを明かし、スタジオは笑いに包まれた。