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【この記事のエキスパート】
キッチンツール専門店「キッチンパラダイス」店主:田中 文
使う側の視点で機能性に優れたキッチンツールを徹底的に吟味しセレクトするプロ。
その豊かな知識と経験談に、主婦だけでなく料理研究家やプロの料理人からの信頼も厚い。
道具の実験やお店の日常をつづったショップブログ「Aya’s Diary」が人気。
数少ない「調理道具の専門家」としてセミナー他雑誌やテレビでも引っ張りだこ。
「マッシャー」を使えば、ポテトサラダに使うじゃがいもやゆで卵を簡単に潰せます。マッシャーにはさまざまな形状があり、実はソースやジュース作りなど使い道はいろいろ。そこでこの記事では、マッシャーの選び方とおすすめ商品、ユーザーのイチオシ商品や口コミをご紹介します。
マッシャーの選び方
調理器具のプロである、キッチンツール専門店「キッチンパラダイス」店主の田中 文さんに教えてもらった、マッシャーを選ぶときのポイントは以下のとおりです。
【1】「棒タイプ」か「圧搾タイプ」か
【2】サイズ
【3】つぶす面の形状
【4】材質と耐久性
【5】ほかの用途でも使えるか
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】「棒タイプ」か「圧搾タイプ」かで選ぶ
【エキスパートのコメント】
マッシャーには大きく分けて2種類あります。つぶす面と持ち手が1本となっている棒状のタイプと、穴の開いたカップに圧搾器でつぶしながら押し出す圧搾タイプの2種類です。
ご家庭用としては棒タイプが一般的で、収納しやすく洗うのも便利ですが、皮をむく手間を省き、たくさんのじゃがいもをマッシュしたい場合には圧搾タイプもよいでしょう。
【2】サイズで選ぶ
【エキスパートのコメント】
棒状には、つぶす面が直径5cmまでのミニマッシャー、直径8cm程度の平均的なマッシャー、直径10cm以上の大きめのマッシャーがあります。8cm程度のものがもっとも一般的ですが、離乳食やお弁当用などに使う小さめのものも人気があります。
ふたり家族まで、またはお子さんが小さい場合などは小回りの利くミニサイズがよく売れていますが、お子さんがコロッケなどをたくさん食べる小学生ぐらいになると、少し大きいサイズが必要になるようです。
【3】つぶす面の形状で選ぶ
【エキスパートのコメント】
じゃがいもをつぶす面は、穴あきタイプとくねくねとした波型タイプがあります。一般的なのは穴あきタイプで、穴の大きさによって粗さが変わってきます。
穴が大きいと小さいものがつぶしにくいこともありますが、小さすぎると逆に時間がかかり詰まりやすくなります。網目状に穴があいているほうがスピーディな作業が可能。また波型タイプも手早くつぶせ、穴あきタイプと違って詰まることがないので好まれます。
【4】材質と耐久性で選ぶ
【エキスパートのコメント】
つぶす面の材質はステンレス製とナイロン製があり、ステンレス製のほうが一般的です。ステンレスは丈夫で力が入れやすいのが特徴で、ナイロンはやわらかく軽い素材のためつぶすときにやや力が必要ですが、フライパンや鍋などのフッ素加工や琺瑯(ほうろう)が傷つきにくいという利点があります。
また持ち手の素材も確認しておきましょう。持ち手は木製や樹脂、ステンレスなどさまざまです。力が弱い人には握りやすい樹脂をおすすめします。つぶす面には大きな負荷がかかるので、素材はしっかりとしたものを選びましょう。
【5】ほかにどんな使い道があるかで選ぶ
【エキスパートのコメント】
マッシャーだけに使うには頻度が少ないという方には、「つぶす」道具だけでなく、混ぜたり炒めたり何役もこなしながら、ちょっとマッシュもできるものや、圧搾タイプならジューサーやパスタづくりができるものもあります。
家族の人数が少ない方や、あまりマッシャーを使わない方はミニマッシャーを選ぶか、何役もこなす万能ツールを探すのもいいでしょう。
調理器具のプロからアドバイス
マッシャーほど強度が必要なキッチンツールはない
【エキスパートのコメント】
マッシャーは力を入れてつぶす道具ですから、壊れやすいものです。そこで何より大切になるのは強度。頑丈なものを選ぶようにしましょう。つぶす面に対して支える棒が太めのほうが間違いありません。
また、大は小を兼ねるとはいっても、お弁当やサンドイッチ用にじゃがいも1個や卵1個つぶすだけに大きなマッシャーを毎回洗うのは面倒。お弁当や離乳食などにはミニマッシャーがあると間違いなく調理がはかどります。ふだん使いの大きめタイプと小回りのきくミニマッシャーの2種類をそろえておくのがベストだと思います。