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【この記事のエキスパート】
収納スタイルコーディネーター/学習机評論家:収納マン(芝谷 浩)
家具メーカー退職後、日本初となる一般家庭向け収納/インテリアコーディネートサービスをおこなうシーベックス・インテリアを開業。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどし、現在は優れた収納グッズや家具の発掘を続けている。著書に「捨てずに片づく9ステップ」(フォレスト出版)などがある。主夫として妻と二人の子供を育てながら、「収納はすべての家事の土台」という自らの考えを実践中。
椅子に座っているときに良い姿勢を保つことができる「バランスチェア」。本記事では、バランスチェアの選び方とおすすめ商品をご紹介。腰痛対策におすすめの商品や北欧風のおしゃれな商品など、子どもから大人まで使える商品を幅広くセレクトしました。
バランスチェアとは
バランスチェア(※)とは、お尻だけでなく膝で体を支える構造となっている椅子のこと。
正しい姿勢を自然に維持できるので、体にやさしい椅子といえます。机に向かう機会の多い成長期の子どもはもちろん、リモートワークや自宅作業により腰痛や肩こりに悩む大人にも向いている、今人気の商品です。
※「バランスチェア」は本来はバランスマネジメント社の商標で、一般名称としてはニーリングチェアなどと呼ばれますが、この記事ではバランスチェアを含むニーリングチェア全般について紹介します。
バランスチェアの魅力
バランスチェアの最大の魅力は『正しい姿勢』で座れること。
特に子供が勉強する際にダイニングチェアや学習椅子に座ると、無意識のうちに徐々に姿勢が崩れてきて、猫背になってしまうことがあります。正しい姿勢を意識しながら座っていても、勉強に集中しているうちに姿勢が悪いまま何時間もその姿勢を維持してしまうこともしばしば。
しかし、バランスチェアで正しく座ることで、意識していなくても背筋がピンと伸びて猫背になるのを防いでくれます。ダイニングチェアや、学習椅子の代わりとして日々の生活に取り入れることで『姿勢』に対する悩みを軽減できるのです。
メリットとデメリット
バランスチェアの購入を考えている方が知りたい内容と言えば、バランスチェアを使用することのメリットとデメリットですよね。ここからは、メリットとデメリットに分けて紹介していきます。
▼メリット
①座面が前方に傾斜(前垂れ)しており、座ると自然に腰椎(ようつい)がS字の状態になり背筋が伸びる
②安定感があって倒す心配がない
③軽くて持ち運びしやすい
④椅子を引かなくても座りやすい
▼デメリット
①姿勢が悪いと長時間は座れない(背もたれが無いと特に)
②高さ調整が難しい
購入前の参考材料にしてくださいね。
バランスチェアの選び方
それでは、バランスチェアの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】座ったときの姿勢
【2】規定の身長
【3】脚部の材質
【4】座面の張地
【5】背もたれの有無
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】座ったときの姿勢をチェック
【エキスパートのコメント】
背筋を自然と伸ばしやすいものを選ぼう
バランスチェアは座面と膝置きの2点で体を支える構造が特徴で、正座や乗馬姿勢を元に開発されたといわれています。太腿(ふともも)とお腹の間が広く開くことから、背筋を自然と伸ばしやすくなります。
まずは、座っているときの姿勢をチェックしてみることが大切です。他の椅子と同様、体格などによって好みも変わるので、できれば実際にいろいろと座り比べたうえで購入されることをおすすめします。
(★)ポイント:膝当ての素材も忘れず確認しよう!
長時間の作業を行う場合は、バランスチェアの「膝当て」はクッション性の高いものをおすすめします。
クッション性がない場合、スネに負荷がかかり、痛みを感じることもあります。長時間座るとお尻が痛くなるのと同じ感覚です。そのため、お子様の勉強の際に使用する、自宅で仕事などを行うといったときは、できるだけ負担のかからない柔らかいものを選びましょう。
【2】規定の身長をチェック
【エキスパートのコメント】
商品情報の「規定の身長」は確認しよう
バランスチェアには幼児から大人までずっと使えるものと、規定の身長になった段階で買い替えが必要になるものがあります。
前者の場合、買い替えの必要がないので負担は少なくて済む半面、座面と膝置きの角度が合わず気になるものもあります。
後者の場合は逆で、買い替えの負担がかかるものの、座面と膝置きの角度は適切に保たれます。大人の場合はほとんど問題ありませんが、子どもに買い与える場合は悩ましいところです。
(★)ポイント:高さ調節機能がついていると便利!
バランスチェアは基本的に、机とセットで勉強や仕事などの作業を行うことが多いです。そのため、一番いいのは自分が使う机と、バランスチェアの高さを測っておく、一番快適な高さを覚えておくことですが、そうもいきませんよね。
そんな時は、チェアの高さを調節できるかもチェックしましょう。
作業のしやすさは一人ひとり違います。前屈みになったとき文字は書きやすいか、パソコンを置いた時タイピングはしやすいかなど、自分が一番快適に作業できる高さを調節できると後々便利です。
【3】脚部の材質をチェック
【エキスパートのコメント】
機能性ならスチール製|インテリア性なら木製
バランスチェアの脚部はスチール製か木製になります。一般的にスチール製のほうが安価ですが、頑丈に作られており、ガスシリンダーを併用し微調整できるものもあります。
一方、木製の場合は材質や品質に応じて高価になりやすいものの、インテリア性が損なわれないというメリットがあります。見た目が気にならないならスチール製でもかまいませんが、インテリア性を重視したい場合は木製を選ぶといいでしょう。
【4】座面の張地をチェック
【エキスパートのコメント】
張地やウレタンは劣化が早いから注意
安価なバランスチェアの場合、座面などの張地は薄くて摩耗に弱く、ウレタンもあまりいいものは使われていません。
バランスチェアは一般的な椅子よりも、座面からずり落ちる方向に力が加わりやすく、張地やウレタンの劣化が早い傾向があります。
長く使いたい場合は、これらの品質にもこだわりましょう。反対に、ちょっと試してみたいと思っているだけなら価格重視で選ぶといいでしょう。
【5】背もたれの有無をチェック
バランスチェアを選ぶ際にも、人によっては背もたれの有無は大切なポイントになってきます。中には背もたれが無い方がバランスチェアとしては良いという意見もあるようですが、あり・なしどちらが正解ということではないです。勉強しながらバランスチェアを使う予定のお子さんで、疲れたときに寄りかかりたいということであれば、背もたれ有のタイプでもいいです。実際にバランスチェアの販売商品の多数が背もたれなしのものですので、使用する人の意見を取り入れながら探してみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)