フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、日本の居酒屋チェーンで働く中国人たちを追った『「日本で働くということ」~覚悟を決めた中国人~』を、24日に放送する。

  • 『ザ・ノンフィクション 「日本で働くということ」~覚悟を決めた中国人~』より=フジテレビ提供

1人目の主人公は、日本最大級の居酒屋チェーン・チムニーで働く金美香さん(36)。去年、「グローバル人財開発部」に抜てきされ、初の外国人課長に就任した。しかし、外国人の採用を一手に引き受ける金さんに、様々なトラブルが襲いかかる。特に大きなプレッシャーを感じているのは就労ビザの申請だといい、外国人スタッフの運命を預かる重責がのしかかる。

2人目は、この春からチムニーで働き始めるという佐賀大学大学院の医学部に通う楊帆さん(24)。医学部生でありながら居酒屋の業界に飛び込んだのには、ある理由があった。しかし、夢膨らむ入社直前にある現実を知ってしまい、決断を迫られることになる。

そして、大学時代から居酒屋でバイトをしていた新入社員の邱斯宇さん(26)は、その手腕を買われて正社員に抜てき。「日本で輝きたい」という思いで仕事に励んでいたが、現実の厳しさを思い知らされることになる。さらに、故郷・大連には重病で苦しむ母親が…。

日本で働きながら、人生の岐路に立つ3人の中国人たち。語りは、俳優の駿河太郎が務める。

(C)フジテレビ