女優の葵わかなが、フジテレビのドキュメンタリー番組『環境クライシス3~水没するアジア巨大都市の環境難民~』(23日15:30~16:30)でナレーションを担当。このほど収録を終え、番組の感想などを語った。

  • 葵わかな=フジテレビ提供

アジア太平洋地域で最も洪水被害が発生すると言われ、590万人が被害を受けると試算されているインドネシアで暮らす“環境難民”の子供たちを追う同番組。

ナレーション収録を終えた葵は「私がいままで経験させてもらったナレーションの中でもちょっと違った感じで、作品のテーマには反するかもしれないですが、ナレーションの仕事の中でもとても楽しく臨めました」と感想を述べ、「ドキュメンタリーに対して私が思っていることを話す雰囲気でと指示をいただきました。そこで、いつもよりも“私”が生きる形の語りになり、その雰囲気の中での収録は楽しかったです」と振り返る。

番組の映像を見て、「長きにわたり大きく深刻な被害をもたらしている状況があることは知らなかったです。水が人の胸の高さまで浸水する状況を、私は現実では見たことがなく、もちろんニュースなどでは見たことはありましたが、そんな中で普段通り食事をしているシーンを見て、かなりショッキングな映像だと思いました」という葵。その上で、「見てくださった方が共感しやすいように描かれていると思います。視聴者の皆さんにも“知るきっかけ”として、ぜひこの番組をご覧いただきたいです」と呼びかけている。

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