TOTOは3月20日、「オフィストイレの水まわりに関する調査」の結果を発表した。調査は2018年8月25日~26日、1フロアに50人以上の従業員が在籍するオフィスで働く20代~60代以上の男女1,041名(性年代均等割付)を対象に、インターネットで行われた。
業務を行う執務スペース以外で「仕事のモチベーションに影響する場所」を聞いたところ、「トイレ・化粧室」(66%)が断トツの1位に。「トイレで気分を切り替えたい」という人は半数を越え、特に、20代~30代では7割にのぼるなど、若年層を中心にトイレを気分転換の場所に使っていることがわかった。
続いて、オフィストイレの大便器ブースの中でしたことがある「用足し・身づくろい以外」の行為を教えてもらったところ、「携帯電話・スマートフォン・タブレットを使用する」(39%)が最も多く、次いで「一休みする・休憩する」(23%)、「考え事をする」(20%)と続いた。
また、男性を対象に、「小用のみのために洋式便器を使用することはありますか?」と尋ねたところ、57%の男性が「使用している(よく+たまに)」と回答し、理由として「洋式便器の方が用を足しやすい」「座りたい」が多くあがった。
次に、オフィスでの体調不良について調査した結果、体調不良で困った経験がある人の割合は、男性77%、女性83%。また、女性特有の体調不良で困ったことのある女性は58%となり、特に20~40代を中心に全年代で月経に関する症状が最多となった。
女性特有の体調不良の経験がある女性を対象に、一時的に休憩したい場所を聞いたところ、圧倒的多数で「トイレ・化粧室」(69%)がトップに。次いで「更衣室・ロッカー」「休憩室(自社専用)」(ともに26%)が続いた。