養命酒製造は3月19日、「季節の変わり目の体調変化」に関する調査結果を発表した。調査は3月1日~4日、全国の20歳~59歳のビジネスパーソン900名、および4月から新社会人になる20代学生100名を対象に、インターネットで行われた。
はじめに、春(4月)からの生活に不安を感じるか聞いたところ、「あてはまる(とても+やや)」と回答した人の割合は、ビジネスパーソンの42.7%、新社会人では81.0%という結果に。新社会人の大多数が、新生活に不安を抱えていることがわかった。
続いて、新社会人100名に、どのような新社会人になりたいか尋ねたところ、「プライベートの時間も大切にする」、「無理のない範囲で働く」(46.0%)、「効率良く仕事をこなす」(39.0%)が上位に。
男女別にみると、男性は「効率良く仕事をこなす」(40.9%)が最も高く、女性(37.5%)を上回ったほか、「ミスなく完璧を目指す」(男性13.6%、女性8.9%)でも男性のほうが高い結果に。新社会人の男性は、仕事の進め方や取り組み方について意識している人が多いよう。
一方、女性は「プライベートの時間も大切にする」(男性31.8%、女性67.9%)や「周りとの調和を大切にする」(男性13.6%、女性39.3%)、「上司の指示をしっかり理解する」(男性9.1%、女性33.9%)で、男性を20ポイント以上も上回る結果に。新社会人の女性は、ワークライフバランスや、一緒に働く人との協力関係に意識を向けている人が多いことがうかがえた。
新社会人100名に、職場にこんな上司がいたらいいなと思う「理想の上司像」を聞いたところ、「ホンワカ上司(穏やかで落ち着いている)」と「癒やし系上司(優しく接してくれる)」が同率(49.0%)トップに。
次いで、「世話好き上司(部下に対する面倒見が良い)」(40.0%)、「カウンセラー上司(困った時相談に乗ってくれる)」(35.0%)が続き、上司に穏やかさ、優しさを求める新社会人が多いことがわかった。
他方、「カリスマ上司(強力なリーダーシップがある)」(7.0%)、「熱血上司(仕事に情熱を持っている)」(6.0%)、「鬼上司(時には厳しく叱ってくれる)」(3.0%)など、熱く力強い上司を理想とする新社会人は少数派となった。