カシオ計算機は3月20日、スイスのバーゼルで開幕を迎えた時計と装飾の祭典「BASELWORLD 2019」に合わせて、メタルクロノグラフウオッチ「EDIFICE」の新作となる「EQB-1000D」を発表した。発表時点では、日本での発売は未定となっている。

  • メタルクロノグラフウオッチ「EDIFICE EQB-1000D」

EDIFICEは、モータースポーツをモチーフにしたクロノグラフで、「Speed and Intelligence」をコンセプトに掲げる。新モデルのEQB-1000Dは、新たに開発した薄型モジュールを心臓部に据え、従来モデルと比べて実に4.1mmもの薄型化を実現した(ケース厚は8.94mm)。インダイヤルのブルーグリーンをアクセントとして、薄型ケースと合わせてクールでシャープな印象だ。

ハイテクスポーツカーをイメージしたというデザインは、フラットなベゼルと「面」を組み合わせたラグによって、スリムなフォルムを強調している。ベゼルと文字板には、精密加工された自動車のパーツを思わせる「節目」仕上げを施した。また、3時側と9時側の是ベルに配置された4本のビスによって、自動車のエンジンを表現。モータースポーツの世界観を追求したとしている。

EDIFICEらしい新機能として、ラストラップインジケーターを搭載。ラップタイム(最大200本)を計測するときに、前回タイムとの差を-5秒から+1秒の範囲でインダイヤルに表示する。加えて、スマートフォンとBluetoothでつながる「モバイルリンク機能」に対応。スマートフォンアプリを使って、ワールドタイム設定や時刻修正を簡単に操作できる。