Androidへの乗り換えは、まったくの新規契約でしょうか、それとも番号ポータビリティ/MNPを利用したのでしょうか? 後者であれば、iPhoneのとき利用していた「iMessage」の登録解除を忘れている可能性があります。iPhoneが手もとにあるかどうかで作業手順が変わってきますから、それぞれ説明してみましょう。

まだiPhoneが手もとにある場合は、Androidで利用しているSIMカードをiPhoneに差し替えたうえでiPhoneを起動し、『設定』→「メッセージ」の順に画面を開き、「iMessage」スイッチをオフ(緑→白)に切り替えましょう。

この作業は、iMessage(Appleが提供する無料ショートメッセージサービス)と携帯電話番号をひも付けたままの状態にしておくと、引き続きiMessageとしてAppleのサーバが処理してしまうことを避けるためです。作業後は、iPhoneの電源をオフにしてSIMカードを引き抜いてかまいません。

同様に、FaceTime/FaceTime Audioも携帯電話番号とひも付けられたままでは不都合なため、利用しなくなる場合には無効化が必要です。『設定』→「FaceTime」の順に画面を開き、「FaceTime」スイッチをオフ(緑→白)にしておきましょう。

なお、すでにiPhoneを手放している場合には、こちらのWEBページにアクセスし、携帯電話番号を入力しましょう。Appleから送信されてきた確認コードを入力すれば、iMessageと携帯電話番号のひも付けを解除できます。

  • iPhoneから他のスマートフォンへ機種変更するときは、事前にiMessageを無効化しておきましょう