イベントや買い物客などで常に賑わっている東京・お台場。春休みにはますます、国内外のお客さんが訪れそうだ。そんなお台場にある複合施設「ダイバーシティ東京プラザ」に、カリフォルニア発のアメリカンチャイニーズレストラン「PANDA EXPRESS」がオープンしたので行ってみた。
東京初上陸の人気中華レストラン
3月12日に「ダイバーシティ東京プラザ」6階レストランフロアにグランドオープンした「PANDA EXPRESS」は、1983年に創業されたアメリカンチャイニーズレストラン。現在世界に2,000店舗以上を展開しており、日本国内ではラゾーナ川崎プラザ店、三井アウトレットパーク木更津に続く3店舗目のオープン。東京へは初めての出店となる。
パンダのアイコンがキャッチーな店内に入ると、丸テーブル、ベンチシート、ボックスシートが並び、奥行きもあってとても開放的な空間が広がっていた。天井にはアジアンテイストな照明器具もあり、異国情緒も感じさせる。
オーダー方法は、まずはカウンターで食事のサイズを選ぶところから。「ボウル」(税別790円)「プレート」(税別990円)「ビッグプレート」(税別1,190円)が用意されていたので、ここは迷わず欲張って「ビッグプレート」にしてみた。
「ビッグプレート」はベース料理を1品、メイン料理を3品選ぶことができる。ズラリと並んだ色々なメニューはどれも食欲をそそり、「どれを食べようかな?」と選ぶワクワク感があって楽しい。今回、ベース料理には、チャオメン(炒麺)を、メインには一番人気の「オレンジチキン」「グリルドマンダリンチキン」「麻婆豆腐」をチョイスした。
これまでの中華とはひと味違う料理たち
大きなプレートにどっさりとのせられた料理を早速いただきます!まずは人気NO,1だという看板メニューのオレンジチキンから。衣をつけて揚げた鶏肉に甘辛のオレンジソースをからめたもので、まず感じたのはサクッとした歯ごたえの良さと甘さ。甘いチキンって食べたことがないから、なんとも不思議な味だった。例えるなら、かなり甘さのある酢豚という感じだろうか。とはいえ、スナック的な感覚で食べられるカジュアルさもある。鶏肉はジューシーで美味しかった。
続いて、ベースメニューの炒麺をひと口。正直、ちょっと味が薄めでインパクトに欠ける印象だったのだが、メインメニューは味がしっかりついたものが多いので、バランスを取っているようだ。実際、食べ進めて行くうちに他の料理と相まってほどよい味の濃さに感じられてきて、飽きずに食べ進めることができた。
続いてグリルドマンダリンチキンへ。よく考えたらチキンがかぶってしまった、と思ったものの、ジューシーで食べ応えがあり。こちらも結構甘めの味付けが印象的だった。そしてもう一品の麻婆豆腐は、ピリリッとした辛味があり本格的な味。これはかなりおすすめ。他のメニューが甘かっただけに、余計に刺激的な味に思えたのかもしれない。
そんな刺激を「BOBA(タピオカ)ウーロン・ミルクティー」(税別490円)がマイルドに和らげてくれた。ドリンクは、ハイボール等のアルコールもあるので、好きな料理をチョイスしたプレートをつまみながら、一杯飲んでみるのもいいかも。いずれも、普段はあまり食べられないテイストの食事となっていただけに、一度は行ってみる価値があり。仕事や遊びでお台場に行った際には、立ち寄ってみてはいかがだろう。
●information
PANDA EXPRESS(パンダエクスプレス) ダイバーシティ東京プラザ店
東京都江東区青海1-1-10 6階
営業時間:11~23時(LO:22時30分)
休:施設の定休日に準ずる