京成電鉄は19日、京成上野駅のリニューアル工事が完了したことを記念し、「京成上野駅リニューアル記念式典」を開催したと発表した。
京成上野駅のリニューアルは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日外国人をはじめとする利用客のさらなる増加が見込まれることを踏まえ、機能の拡充および魅力的な空間の創出を行うことでサービス向上を図ることを目的に、2017年4月から進められてきた。
「京成上野駅リニューアル記念式典」では、台東区長の服部征夫氏や、東京藝術大学音楽学部教授の西岡龍彦氏をはじめ、多くの来賓を招き、主催者挨拶・来賓祝辞・祝電紹介・発車メロディー紹介・テープカットセレモニーなどを実施した。
機能面でのリニューアル内容は、東京都観光情報センターのリニューアルや手荷物預かりカウンターの新設、お土産店・カフェ・ドラッグストアといった新たな店舗の開業、ウォークインタイプのお客様カウンターの新設、幅広自動改札機の増設などを実施した。
魅力的な空間の創出としては、駅の内装・照明・トイレを全面的にリニューアルしたほか、東京藝術大学との連携で、同社では初となる発車メロディーを作成し、リニューアルに合わせて使用を開始している。