ビザ・ワールドワイド・ジャパンは3月19日、「子どもの一人暮らし」に関する実態調査の結果を発表した。調査は2月22~24日、この春から一人暮らしを始める子どもを持つ男女1,232名を対象にインターネットで行われた。
一人暮らしを通じて子どもに期待することについて聞いたところ、「自分の生活に責任を持てるようになってほしい」(69.3%)、「学校や仕事をきちんとこなしてほしい」(60.7%)「お金の管理ができるようになってほしい」(57.5%)、「健康管理ができるようになってほしい」(56.5%)、「規則正しい生活が送れるようになってほしい」(55.4%)という結果になった。
また7割以上(72.4%)の親が、子どもの一人暮らしに対して不安を感じており、具体的な不安内容として「健康管理」(74.8%)、「食事」(62.6%)、「お金の管理」(57.7%)、「仕事・アルバイト関係」(45.3%)、「詐欺・犯罪」(44.3%)となった。
子どものお金にまつわる心配内容では、「お金を使い過ぎないか」(51.8%)、「お金を無駄使いしないか」(50.1%)、「騙されないか」(48.4%)、「仕送りやアルバイトを含んだ収入の範囲でやりくりできるか」(38.3%)、「お金の貸し借りをしないか」(36.9%)となった。