グローバルウェイは3月19日、「20代が働きやすい業界ランキング」を発表した。同調査は2014年4月1日~2018年3月31日に、企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」の20代ユーザーから評価が寄せられた企業を抽出し、業界別に評価(5点満点)の平均値を算出した。
1位は「電気・ガス」(総合評価3.25)。厚生労働省の離職状況調査によると、2014年新卒就職者(大卒)の3年以内離職率は32.2%だったのに対し、「電気・ガス・熱供給・水道業」はわずか9.7%だったという。同調査では「離職率の低さからも、電気・ガス業界が若手社員にとって働きやすい環境であることがうかがえる」と推測している。
2位は「医薬品」(同3.19)。外資系企業を中心に成果主義が採用され、若手にも昇給・昇格のチャンスが多い傾向にあるほか、福利厚生が整っており、ワークライフバランスが取りやすい企業が多いことも高評価に繋がったと分析している。
3位は「ガラス・土石製品」(同3.18点)。「福利厚生の制度は非常に整っている。特に女性には優しく、結婚後は地域正社員のような形で給料はやや下がるものの配偶者の近くの勤務地にて働くことができる。働く人を大切にする傾向が強い」(TOTO/代理店営業/20代前半女性)などの声が寄せられた。
以下、4位は同点で「電気機器」・「輸送用機器」(同3.12)、6位「リース・消費者金融・クレカ・信販」(同3.11)、7位「非鉄金属」(同3.10)、8位「化学」(同3.08)、9位「石油・石炭製品」(同3.07)、10位は同点で「鉱業」・「海運」(同3.06)と続いた。