ダイソンは3月20日、コードレススティッククリーナーの新モデル「Dyson V11(以下V11)」を発表した。すでにダイソン公式ストアで販売を開始しており、家電量販店でも4月3日に発売する。価格はオープンで、ダイソン公式ストアの価格は87,480円(税込)から。

  • Dyson V11

    コードレス掃除機の新モデル「Dyson V11」

V11は、本体持ち手部分にカラー液晶ディスプレイを備え、ディスプレイから吸引モードやバッテリー残量などを確認できるのが特徴。フィルター洗浄が必要なときも、ディスプレイに通知が届く。

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    「強」モードで運転したときの表示。あと何分くらい使えるのかがわかるため、「バッテリーが切れる前に掃除を終わらせなければ」など漠然と焦ることがなくなりそう

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    「エコ」モードで運転した場合

新たなデジタルモーター「V11」を搭載し、前モデル「V10」と比べて吸引力は25%アップ。運転音も11%小さくなった。

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    手前にあるのが新たなデジタルモーター「V11」。3段階のディフューザーを設け、風量をアップさせた。写真奥にあるのは、コードレス掃除機の前モデル「V10」のデジタルモーター

ヘッドにはソフトクリーナーヘッドを採用。ナイロンフェルトが大きなゴミをとらえ、カーボンファイバーブラシが微細なホコリやハウスダストを取り除く。

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    ソフトクリーナーヘッド。赤い部分と青い部分がナイロンフェルト、赤い部分と青い部分を区切る黒い部分がカーボンファイバー

V11は、付属するアタッチメントが異なる「V11 Absolute」「V11 Fluffy+」「V11 Fluffy」の3モデルをラインナップ。V11 AbsoluteとV11 Fluffy+には、壁に穴を開けて設置するタイプではなく、床に置いて使用する専用の充電スタンドが付属する。

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    ダイソンのコードレス掃除機にはこれまで、壁に穴を開けて設置する収納用ブラケットが付属してきたが、賃貸の住宅は壁に穴を開けられず、壁に穴を開けなくてもいいスタンドを望むユーザーが多かった。V11ではとうとう、床置きできる専用の充電台が開発された

V11 Absoluteにはソフトローラークリーナーヘッド、ダイレクトドライブクリーナーヘッドの2種類を用意。V11 Fluffy+とV11 Fluffyは、ソフトローラークリーナーヘッドのみとなる。

運転時間はエコモードで約40分、中モードで20分、強モードで約8分。モーター駆動ツールを使用しない場合、エコモードで最長60分。スティック時の本体サイズはW250×H1,242×D246mm、重さは2.72kg(ソフトクリーナーヘッド)。