大阪高速鉄道は19日、軌道法にもとづき2018年7月11日付けで申請していた、大阪モノレールの門真市駅から瓜生堂駅(仮称)に至る軌道運輸事業について、同日に国土交通大臣から特許されたと発表した。
門真市駅から先の特許取得区間では、跨座型モノレールの複線8.9kmを延長し、門真南駅・鴻池新田駅・荒本駅・瓜生堂駅(いずれも仮称)の4駅を新設する。建設費は約286億円。別途に支柱や桁などの道路構造物(インフラ部)の事業費も予定しているという。開業目標は2029年とされた。
モノレールを延伸して一般旅客の運輸事業を行う際、軌道法にもとづき国土交通大臣の特許を受け、工事実施にあたり工事施行認可を取得する必要がある。今回の特許取得を受け、来年度以降は工事実施に必要となる軌道法工事施行認可を取得し、現地工事に着手する予定としている。