元サッカースペイン代表で昨年7月からJリーグ・サガン鳥栖に所属するフェルナンド・トーレスが、誕生日の20日に自伝『フェルナンド・トーレス これまでの道、これからの夢』(徳間書店/1800円税別/四六判ソフトカバー)を発売する。
本書では、日本への移籍、戸惑い、残留争いといった初めての経験から、これまで培ってきた哲学や習慣、そして家族や盟友イニエスタとの関係にも触れる。また、サガン鳥栖、日本サッカーと子どもたちに向けたメッセージのほか、チームメイトやルイス・カレーラス監督のインタビュー、初公開となる少年時代の写真から日本各地を巡った際に撮った写真まで、52カットのカラー写真も収録している。
トーレスは本書の発売を前に、「新天地として、私が日本という場所を選んだ理由。日本の文化が、私自身の人としての成長に大きな影響を与えていること。そして、この素晴らしい国の私の好きな場所。また、ヨーロッパと日本のフットボールの違いなど……。そのようなことを綴ったこの本を、日本の皆さんが好きになってくださることを期待しています。この本を手にした、すべての方々に、愛を込めて」とコメントを寄せている。